キブリのマンションを作ってみる・1

 このあいだのビルの出来が良かったので先日、奥でキブリのキットを入手してしまいました。
 物は先日のブログでもふれた9階建てのマンションです。

 このキット、関水金属の76年度版カタログにも掲載されていたやつ(当時のKATOカタログは巻末に輸入キットのラインナップも載せていた)で80年代前半位まで都会風のNゲージレイアウトでちょくちょく見かけたやつです。
 そんな事もあってかねて入手したいと思っていたやつでした。

 さて、前回も触れましたがキブリのビルキットの特徴はその「リバーシブル性」にあります。
 他のキット(日本、欧州を問わず)でビルと言うと裏面は「裏側らしく」作るのが普通で、それゆえに味もそっけもないのが殆どですがキブリの場合は「両側A面」とでも言いましょうか、裏面も表に負けない(それでいて印象の異なる)作りになっています。
 考えてみれば同じ建物の表と裏を同時に見ることなどできる訳がないのですから、これはキットメーカーとしてのひとつの見識と思います。
 さて、そうなるとこれには二つの利用法がある事になります。

 ひとつは「気分に応じて建物自体を裏返して配置し、異なる雰囲気を楽しむ」もの。普通はこうして使うのが正しいと言えます。
 ですがもうひとつ
 「一軒のビルの両A面を使って二つの建物を作る」という方向もあります。

 最初は素組みするつもりでしたがこのキットを見ているうちに「二軒作りたい」という衝動にかられてしまいました。
 それぞれのビルの背面パーツを自作する必要がありますが、それだけの苦労を厭わせない魅力を感じたのです。

 ですがその前にこのマンション、どう見ても「欧州のアパートメント」という風情でそのままではレイアウト上でも浮いてしまうのが必至です。
 この部分を改修してかかる積りです。

 それらの工程は次回にでも。

光山鉄道管理局
 HPです。

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