鉄模連のカタログに思うこと


 今回は以前入手していた鉄道模型の入門パンフで思う事から。
1982年の全日本鉄道模型ショウで配布された「鉄模連総合カタログ」

 実は最初これはこの手のショーでよくある宣伝中心のパンフレット位にしか思っていなかったのですが、読んでみて驚きました。

 主催者がHOゲージメインの日本鉄道模型連合会なのでHO(16番)にウェイトが置かれているのは当然なのですがNやOゲージ、ライブスチームに至るまでの他のフォーマットについての説明も要領よく勝つ豊富に纏められています。
 そればかりか、16番では主流のブラス(真鍮)モデル工作の基礎やペーパー車体の工作、動力の組み込み方や塗装の要領までが文章主体のものとしては非常にわかり易く書かれていました。

 レイアウトについても同様で文章だけでレイアウト製作のノウハウが分かりやすく、しかもかなりの情報量で記されています。
 わずか4ページでよくここまでうまく纏めた物だと感心しました。


 最後には海外の鉄道模型の動向やサウンドシステムについてもページが割かれ、それらを経てようやく本来の「カタログ」になると言う構成でした。
 子供が読むには活字が多くて辟易しそうになる弱点もあるのですがオトナで「これから鉄道模型をやってみようかな」と言う向きにはとても良い入門書に見えました。

 唯一欠点と言えばカラーページが無い事でしょうか。


 カタログ部分ですがここはパーツの価格表やら製品予定表のリストみたいなのが多く、しかも全てが白黒なので70年代の16番カタログのノリがこの時期でもまだ抜け切れていないことを感じました。
 巻末にはこの本が出た時期から3年分のTMS,とれいんの製作記事のリストが並べられています。「実際に参考にしたければバックナンバーを注文してください」と言いたげな構成。本書ではここが一番マニアックではないかと(笑)
(余談ですが鉄道模型の雑誌ほどバックナンバーが買いやすい雑誌も昔はなかったですね。ちょっと大きい模型店では3年分くらいは置いてありましたし)
 
 ところで本書を見ていて見つけた一節から
「これで一応運転できる状態になったわけですが、つい安心してしまい、この段階で工事がストップしてしまう方が多いものです。しかし、ここまではレイアウトとしては基礎段階、次のシーナリィが加わって始めてレイアウトの醍醐味が味わえるのですから頑張って下さい」

 正に至言なのですが、同時に・・・「ああ、耳が痛い」


光山鉄道管理局
 HPです。

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