アーノルドのミニSLのおもいで

 最近「週刊SL鉄道模型」をきっかけに無闇に小型蒸気づいている感(笑)がありますが、自分でもなぜここまでこだわるのかと思って記憶を手繰ると36年前のある出来事に行きつきました。

 昭和51年頃の事です。
 当時現役の社会人だった私の亡父が初めて欧州へ研修旅行へ出かけた折、土産に買ってきてくれた鉄道模型がありました。

 それがアーノルドラピードの緑色のBタンクでした。
 後で調べたのですがそのBタンクの形式はT-2。
 実車は以前紹介したミニトリックスのT-3の流れの上にある機種のようです。

 色は緑色のほか、黒のものもあったようです。

 当時の記憶などあてにならないので違うかもしれませんが先日紹介したフライッシュマンのBタンクよりコンパクトだった様に思います。
 走行性はやたらに元気がよく、この間紹介した津川のモーターカーに近い感じだったと思いますがこれは当時のパワーパックの性能に起因している可能性もあるので今だったら違う印象かもしれません。


 このタンク機ですが2年後くらいのTMS増刊「プレイモデル」の創刊号に写真が掲載されています。

 そんな訳で趣味の中断期間まではこのBタンクは当レイアウト(などと言いながら当時はそんなものはなかったのですが)のマスコットとして機能していました。

 ところがこのロコ、趣味を中断して5年目くらいにたまたま家に来ていた職場の同僚に所望され何も考えずに譲渡してしまったのです。

 趣味を再開した時に他の車両と並んでこれを取っておかなかったことをどれほど後悔したか。
 尤もその時は電車主体の展開だった事と、鉄コレの登場などで車両増備が急速に進みいつしか忘れかけていました。

 そこへ来て「週刊SL鉄道模型」の登場
 過去のそんな恨みが無意識の内にここへ来て噴出している様な気がしてなりません。

 さて、そのアーノルドのBタンクですが後にKATOのチビロコのモデルとなったらしいと聞きました。

 手持ちのチビロコを見るとなるほど、あの頃の面影は感じます。

 ・・・とまあ、半ば愚痴の様な話になってしまいましたが、あれから10年ほどしてこのBタンクには新展開が待っているのでした。
 それについてはいずれまた。
光山鉄道管理局
 HPです。

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