13年前の鉄道模型番組「鉄モ」のはなし
先日探し物のついでに手持ちのVHSテープを整理していて面白い物を見つけました。
13年前の2000年に放映されたCSの「新モンド総合研究所」という番組の鉄道模型編です。
これを録画したのは鉄道模型の趣味の中断中だったのですが趣味をやめたと言う訳ではなかったので「いつかは役立つ時もあるか」という程度の気持ちで録画予約した記憶があります。
が、以来10年以上「つん読」状態だったもので通して観るのは今回が初めてです(大汗)
13年目の初視聴とは(笑)何でも取っておく物ですが、これだからものが中々捨てられない訳ですね。
余談ですがこの番組を放送していたMONDO21というチャンネルは(現MONDOTV)は現在でも鉄道ネタや鉄道模型ネタの番組をちらほらやっています。
冒頭に2000年度の第一回国際鉄道模型フェスの様子(この当時は新宿での開催だったようです)からスタート。
ワールド工芸の上信デキ1の試作品紹介やらKATOのDCCシステムの初登場の模様などが紹介され、これを見ている時点で「普通の番組とは違う」という期待感が高まりました(笑)
次に紹介されたのは現在もコレクターとして知られる山下喜久雄氏のコレクション紹介。
ナインスケールのDD13、エーダイのEF65、学研の新幹線やらGMのクハ111、エンドウのEF58なんかが登場です。こんなのがいちどきにTVで掛かるなど空前絶後と言わざるを得ません。
もちろんSONYのマイクロトレインのセットも登場しています。
引き続き「地鉄電車」セクションでおなじみの宮下洋一氏の作品紹介。
かなりの接写で地鉄セクションをなめるように長時間堪能させる描写も地上波ではなかなか見られないものです。
白眉は何と言っても石渡励氏の安達の貨車キットの組みたて実演。
わたくし、これまで「これほど懇切丁寧にはんだ付けの技法をレクチャーしてくれるテレビ番組」というのを見た事がありません(笑)
映像だけに非常に分かりやすい上にこてのメンテナンスや裏技まで紹介して下さる有難いコーナーでした。
このほか「さかつう」の記念製品のビッグボーイやら前田昌宏氏のフルスクラッチモデルの話なども収録され、2000年当時としては(ひょっとしたら今でも)相当に濃密な内容の番組でした。
CSの番組なのでCM抜きの正味57分の番組でしたがあまりの濃さに引き込まれっぱなしでした。
これでライブスチームやZゲージまで出た日には(笑)
地上波では無理としても年に一回位はこういう番組がCSかBSで作られても面白い気もします。
最後になりましたが、このブログのトータル訪問者数が45万を超えました。
変なネタがメイン、サブともに多いですが今後ともよろしくお願いします(汗)
光山鉄道管理局
HPです。
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