週刊SL鉄道模型のミニSLレイアウト、機関庫を寸詰めする


 週刊SL鉄道模型も第54号となりました。
 今回のアイテムは機関庫です。

 これは既にジオコレで出ている「電車庫」そのままです。
 ただ、これはこの雑誌を読み始めた時から気になっていたのですが、元々が電車庫としての建物なのでこのレイアウトで想定している小型機関車中心の構成では大きすぎる(長すぎる)のです。
 これくらいの大きさの機関庫なら機関車の2,3両も入れれば事足れりとも見えますが、機関庫につながっているターンテーブルの有効長は99ミリ。
 DCCか何かで1両1両の機関車を個別に操作できるならこの大きさも無駄にはならないのですが今のNでBタンクを個別に動かせるアイテムもありません。

 つまりこの機関庫に関する限りは99ミリプラスアルファの長ささえあれば十分なわけです。
 ここでこの機関庫の側壁パーツを内側から見ると上手い具合に窓ひとつ分ごとに骨組みの鉄骨パーツがモールドされておりこの線に沿ってのこを入れれば用意にカットできそうです。

 早速レザーソーを取り出して窓二つ分カット。100ミリ程度の長さに縮めました。
 ややずんぐりした形態ですがレイアウトの性質を考えるとこれで十分でしょう。後ひとつ分カットして窓三つ分、元の半分程度の長さまでなら違和感なく行けると思います。

 レイアウトに配置してみましたが、カットした事でこれまで決められた場所にしか配置できなかった機関庫がターンテーブルの手前側か奥かのいずれかにセットできるメリットもあります。
 それに伴いレイアウト自体の広々感が出た上に機関庫に邪魔されて見ずらかった側線を見通せます。これは望外のメリットでした。

 更にもうひとつ、
 機関庫が短くなった事で外から中を覗きやすくなったのもメリットです。
 上のパーツを見て頂くと判るようにこの機関庫は棚やボンベ類のモールドがされているので、機関車を入れてみると意外と見られる感じになります。
 ノーマルですと機関庫本体が長すぎてこんな風に覗く事は難しいので結構なメリットといえます。

 もちろんこれは通常品の電車庫にもすぐ応用できますしジオコレの場合、TOMIXやジオタウンに比べて素材が柔らかいので切削加工が比較的容易なことから 結構お勧めできる改造と思います。

 最後に
 当ブログの訪問者数が46万件を超えました。こんなつたない内容のブログにお付き合いしていただきありがとうございます。
 相変わらずの内容ですが今後ともよろしくお願いします。

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2013年03月13日 22:29
これは綺麗に加工されましたね。

大は小を兼ねると言いますが、やはり機関車サイズに合わせた方が、レイアウトへの収まりもいい感じに見えます。
2013年03月13日 23:44
>hidakamiさん

 今回のレイアウトで気になっていたのが大きすぎる機関庫でしたので思ったより簡単に改造できたのは有難かったですね。

 ジオコレは素材が柔らかいのでもう少し改造が普及しても良い気もします。

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