ミニSLレイアウト・運行形態とダイヤ運転について3・気動車の運用


 ミニSLレイアウトの運行シミュレート、前回、前々回とわかりにくい図の説明に終始していますがご勘弁を。今回が最終回です。

 今回は気動車編です。
 前述のとおり、このレイアウトでは旅客業務は従の立場なので一日の運転本数は5,6本。車両は単行のレールバスかそれに準じる小型車と言ったところでしょう。

 この列車は基本的には連絡線Aから連絡線Bまでの「素通りコース」を基本とします。
 国鉄駅(設定では「黒埼」という名称。光山市に隣接する工業都市です)から工場地帯や港までの通勤客を扱うのが主なために運行時間帯も朝夕2,3往復づつです。

 但し、このレイアウト上にある洗車台や研修設備は気動車にも対応できるので車両の入れ替えでエンドレスを回るケースも当然あり得ます。
 この場合、気動車には前も後ろもないのでターンテーブルの動作は単に「気動車同士の入れ替え」と言う形になります。
 その場合、連絡線Aからだけでなく連絡線Bから進入し、エンドレス上でバックしてターンテーブルに入るパターンとなるでしょう。
 上の図で示すと番号①~⑤までの順番で動かす形となります。
 ターンテーブルから留置線1へ気動車「い」が入った後、空のターンテーブルを回し留置線2、又は3に留置されていた気動車「ろ」が出場します。
 気動車「ろ」はターンテーブルを回って本線へ進入、そのまま連絡線A又はBへ向かいます。

 ・・・と、こんな風に3種類の列車が混在する相当に複雑な運行パターンを所定のタイムテーブルに沿って走らせればファーストクロックなしでも一日中楽しめるのではないかと言う気もします。
 実際、これが「仕事」だったら嫌になる事夥しいですし(笑)

 さて、ここまで書いていて気が付いた事があります。
 これらの運行パターンを想定したレイアウトなら当然なければならないものがあるのです。

 それは「信号」と「信号所」です。
 実はこれらは元々のレイアウトでも付属していないアイテムです。当然これらは後付けしなければなりません。

 光山鉄道管理局
 HPです。

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