今月のヴィンテージモデル(笑)関水金属のEF70
秋葉での入手品から。
今回取り上げる物は「人によってはごみにしか見えない」のですが私にとっては「結構なみつけ物」という非常に微妙なポジションにあります。
これに飛びつくとは我ながらそれなりに変態度が高い事を実感します。
3桁価格のKATOのEF70・・・いや「関水金属のEF70」と呼んだ方がしっくりきます。
某中古屋の店頭で見つけた「少しオレンジがかった色のEF70」を見てピンときました。キハ20の首都圏色に似た感じと言えば分るでしょうか。
EF70はEF70でもでも75年頃の関水金属のカタログに掲載されたものとよく似た色調です。
ですので仕様としてはかなり初期(とはいえX2Fカプラーのついた初代ではありません)と思われました。
当時はこの色の淡さに違和感を感じたのですが今見るとかえってノスタルジーがかきたてられるという不思議なカラーリングではあります。
見ての通りカプラーの片方とパンタをはじめとした屋根上機器がそっくり欠損しており普通ならごみ扱いされてもおかしくない代物です。
ですが私が気になったのはこの「少なくとも40年は経過しているモデルが走るのか?」でした。
車体が付いていて自走ができるならレストアのしようも出てくるからです。
試走線路に載せて通電すると多少ガタつきこそあるものの、元気よく走りだしたのには驚きました。
動力のダイカストの劣化がそれなりに進んでいる事を考えても大したものです。
これで心が決まりました。
帰宅後ギアの注油をして見ると走行性はやや改善。
これなら思い出のモデルとしてレストアしてやろうという気になれます。
カプラーは比較的楽に交換できると思えますが、問題は屋根上。
今更EF70のASSYなんてあるとは思えませんし。計画としてはパンタはKATOかTOMIXのED75かEF71用を流用。
屋根上の碍子類は同じくED75か81のASSYを中心に組み替えてみてはと思います。
あるいは手持ちのEF70最終型からドナーする手もありますがこれはあまりに勿体ない。
とにかくここは思案のしどころです。
こんな事をしていると気分は殆ど「クラシックカーディーラーズ」か「DVAP」の気分です。
あちらほど腕もないし第一転売する気もないのですが(笑)
光山鉄道管理局
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今回取り上げる物は「人によってはごみにしか見えない」のですが私にとっては「結構なみつけ物」という非常に微妙なポジションにあります。
これに飛びつくとは我ながらそれなりに変態度が高い事を実感します。
3桁価格のKATOのEF70・・・いや「関水金属のEF70」と呼んだ方がしっくりきます。
某中古屋の店頭で見つけた「少しオレンジがかった色のEF70」を見てピンときました。キハ20の首都圏色に似た感じと言えば分るでしょうか。
EF70はEF70でもでも75年頃の関水金属のカタログに掲載されたものとよく似た色調です。
ですので仕様としてはかなり初期(とはいえX2Fカプラーのついた初代ではありません)と思われました。
当時はこの色の淡さに違和感を感じたのですが今見るとかえってノスタルジーがかきたてられるという不思議なカラーリングではあります。
見ての通りカプラーの片方とパンタをはじめとした屋根上機器がそっくり欠損しており普通ならごみ扱いされてもおかしくない代物です。
ですが私が気になったのはこの「少なくとも40年は経過しているモデルが走るのか?」でした。
車体が付いていて自走ができるならレストアのしようも出てくるからです。
試走線路に載せて通電すると多少ガタつきこそあるものの、元気よく走りだしたのには驚きました。
動力のダイカストの劣化がそれなりに進んでいる事を考えても大したものです。
これで心が決まりました。
帰宅後ギアの注油をして見ると走行性はやや改善。
これなら思い出のモデルとしてレストアしてやろうという気になれます。
カプラーは比較的楽に交換できると思えますが、問題は屋根上。
今更EF70のASSYなんてあるとは思えませんし。計画としてはパンタはKATOかTOMIXのED75かEF71用を流用。
屋根上の碍子類は同じくED75か81のASSYを中心に組み替えてみてはと思います。
あるいは手持ちのEF70最終型からドナーする手もありますがこれはあまりに勿体ない。
とにかくここは思案のしどころです。
こんな事をしていると気分は殆ど「クラシックカーディーラーズ」か「DVAP」の気分です。
あちらほど腕もないし第一転売する気もないのですが(笑)
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この記事へのコメント
最近は忙しくってやってませんが、時間に余裕が出来たら、またジャンク品相当の車両を手に入れて整備してみたいですね。
今回のモデルは最近の風潮である「実物に近づける方向で細密化する」のとはかなり異なるベクトルで再生してみたいと思いました。
Nゲージの鉄道模型自体がそれなりに歴史と普及を重ねてきた事でこういう楽しみ方もできる様になったという事を実感します。