・・・ある意味究極のウェザリング・・・?


 ジャンクモデルのはなしが続きます。
 今回はある意味究極のウェザリングともいえるモデルのはなしから。

 ここで言う「究極のウェザリング」とは何か。
 それは「意図的な人間の手を加えず時間の経つのに任せた結果生じる風合い」ではないかと思います。

 ・・・などというとどこかカッコいいのですが(笑)
 ものは先日入線させたトミーナインスケールの物と思われるワフ28000。
 こちらの写真を見ても別にどうという事はないと思います。

 ところがこれを裏返すと

 見事なくらいの汚れっぷり。
 どうも前のユーザーの段階でむきだしのまま物置に放置されてきた物のようです。
 このモデルの発売時期は75年頃だったはずですので単純計算で38年かけて文字通りのウェザリングをされた様な物です。

 ですがこの風合いが人為的な物に無い独特のリアリティを持っているのも確かです。
ある意味これぞ究極のリアリティであり究極のウェザリングであるともいえるかもしれません。
 
 ・・・まあ、実際は「ただの汚れ」なんですけどね(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2013年07月19日 23:11
私も過去に何度か、手垢で車体が汚れたジャンク車両を購入した経緯がありますが、見様によっては確かに実車的汚れ具合にも見えたりで、レストアするのを躊躇したこともありましたが、薄汚い車両を新品近い状態にまで復元すると言うことに満足感を抱いていた時期でもあり、結局は綺麗にしてしまいましたが、確かに自然に汚れた(汚した?)究極のウエザリングと言えますね。
2013年07月21日 11:10
>hidakamiさん

 ここでは触れませんでしたが、以前趣味の中断中に20年間放置していたホームのパーツが良い風合いの汚れ具合になっていたのを後に改造用パーツに活用した事があります。

 古くからの鉄道模型ファンの間ではプラ素材の経年劣化を気にする向きも多かったのですがこうした風合いが出るという方向は余り注目されていないようです。

 ウェザリングというよりはエージングと呼んだ方が良いかもしれませんがこういうのもアリかもしれませんね(笑)

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