偉大なる凡庸の系譜・ワム80000から
久しぶりになります「偉大なる凡庸」のはなし
今回はワム80000から。
クラブのメンバーの間ではワム8はコキ、タキと並ぶ貨車の一大勢力となっているようです。
運転会なんかでは〆の運転で数十両のワム8がEH200辺りに牽かれる豪快さん編成となることも珍しくはありません。
ですが、当レイアウトではワム80000の新車を意識して購入した事は殆どありません。
大概が中古ショップで袋詰めになった1両当たり300円から500円位のものを見つけ次第入手するやり方で揃えていました。
先日もその手でまた1両増えました。これなどは270円でした。
それなのに気付いて観ると車両ケース一個がワム80000だけで満杯になりかかっています(笑)
それでもほかのメンバーに比べるとはるかに少ない在籍数なのですが。
当鉄道の偉大なる凡庸の面目躍如といった所でしょうか。
それだけにメーカーも仕様もまるでバラバラ。鮮魚用の白い奴からあまりに古くて車軸に錆が浮いた奴まであったりします。ですがこのバラバラ振りがかえってワム80000らしいと感じてしまう所が凄いと思えます。
メーカーはKATOとTOMIXが半々くらいと思います。
同じ様にしていつの間にか集まったのがワム80000のボギー版ともいえるワキ5000。
こちらはTOMIXの「食パン屋根」が好きなのでワム8よりは意識的に揃えています。とはいえ、KATOの丸屋根仕様も編成に変化が付くので見逃せません。
かくして「全編まっ茶色」の異様な編成がレイアウト上に出現します。
ですがワム8もワキ5も他との混合編成に使ってこそそれらしさを感じると思います。
昔の鉄道図鑑でよく見た色々な貨車の繋がった編成に夢を感じる世代には普通の貨車のひとつである筈のワム8は「定食の味噌汁」並みに不可欠の存在ですね。
光山鉄道管理局
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この記事へのコメント
25年程前ですが,関西~北陸筋でワキだけの
22両編成などがありまして,私としては
コンテナに取って代わるまでの専用編成が
目に焼き付いています。ワキを含めた雑多編成
というものは私は余り知らなくて・・・。
幹線ではモノクラス編成が普通でしたが、ちょっとそこから外れるとオムニバス編成はちょくちょく見られました。
沿線ごとに異なる産品のあり、貨物の本数も限られる地域では雑多編成でないと非効率だったのでしょう。
ある意味ローカル線でも貨物列車が普通に観られた時代の風景とも言えるかもしれませんね。
私の故郷では以前「DE10プラスワキ5000が1両とワフだけ」なんて編成が印象に残っています(これは特殊なケースですがw)