学研のEF57のはなしから

 今回も中古モデルのはなしです。
 先日はTOMIXのC57を紹介しましたが、今回は57ナンバーの旧車からもう一機。

 今度は同じ57でも「EF」の方の57です。

 EF57は最近KATOから現在の水準に合わせたリニューアル車が登場したばかりですが、今回入線したのは思いっきりオールドなモデルです。
 30年前にKATOの初代モデルやエンドウのブラスモデルのEF57が出たのとほぼ同じタイミングで登場した「学研」のEF57です。

 パッケージのイラストが懐かしい(笑)
 このモデルは上回りがプラ、下回りもKATOやエンドウのそれにごく近い構成で3機の中では最もアピールに欠けるモデルでした。
 とはいえ、マニアの間では蒸気暖房タイプのEF57としては唯一のモデル化だった事でそれなりに話題だったようです。

 とはいえ、そこはかつてミニトリックスのモータを組み込んだ新幹線や583系をものにした学研製。
 パンタグラフの機構にスプリングを組み込んでいたり、KATOより彫りの深い車体表現とかデッキ部が主台車とともに首を振り、先輪がデッキの下で更に首を振る大物貨車みたいな台車構成とかにヨーロッパ風の非凡さを感じました。
 そういえば全体のプロポーションも足回りに比べて車体が小さめでパンタが無暗にでかい所など「トリックスのデザイナーが手掛けた日本形電機」のようにも見えます。

 走行性ですが実を言うとかつての583系の走りっぷりの豪快さ(笑)を知っている身としてはあまり期待していなかったのですがこれが意外にスムーズでした。
 事によると学研オリジナルの動力車の中では最高の部類かもしれません。
 あと細かな点ですが当時のエンドウやKATOに無い「ヘッドライト標準装備」、それも「LEDでない電球」である点は意外に高いポイントとも思います。

 そんな訳で個人的にはかなり好印象のロコでした。
 先日の運転会でもお座敷列車を引きながら快走しました。
 この間のC57とは逆に学研製のEF10とかEF56とかも見てみたかった気がします。
光山鉄道管理局
 HPです。昨日微妙に更新しました(汗)

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