機関区風セクションの改修工事・1・背景をつける

 先日の連休では久しぶりに子供を連れて秋葉原~銀座ツアーを敢行できました。
 帰宅して見ると1週間ぶりの雨。本当に久しぶりの気がします。
 殺人的酷暑もとりあえずひと段落ですね。

 そこでの戦利品から。

 今回のツアーで是非買いたかったのが「レイアウト用の背景画」でした。
 前にも書いた事がありますが日本のレイアウトで尤も立ち遅れているジャンルのひとつに背景画の重要性が良く認識されていない事が挙げられると思います。
 私も実景の写真や自作の画等でこれまで試してきたのですが、空や遠景の見せ方に独特のノウハウがあるらしく市販品ほど自然な雰囲気が出せない(特に雲の見せ方)事を痛感させられてきました。

 今回玄関先に展示状態になっている機関区風セクションに背景が欲しくなり、適当なのを探すつもりでした。
 ところがこの背景画、秋葉のショップはどこも売っていなかったのです。
 まあ前に買えた時も処分セールの最後の在庫だったのかもしれないので無理もないのかもしれませんが、輸入パーツを多く扱う名前の通ったショップでも背景画は在庫なし。
 これだけショップが集中している秋葉原ですらこの通りです。

 やむなく銀座へ足をのばし有名時計店のショップへ行ったのですがそこはさすが銀座の聖地(笑)
 「背景画」と聞いただけでたちどころに複数のメーカーの品が次々に出てきたのには感動しました。

 今回は機関区の背景と言う事から「港湾風景」と「田園」を選びました。
 HO・N汎用なので幅900、高さ600とサイズ的には十分。

 ためしに港湾を貼ってみます。

 背景なしの時と比べて奥行き感が劇的に変わっているのにお気づきでしょうか。
 セクションぎりぎりしか奥行きのないスペースが空と最小限の建物だけの背景でも「箱庭」から「風景」に変わった様な感じすらします。

 玄関わきの靴箱と言うロケーションなので設置高は1200ミリ位はあるのですが背景画自体の高さも600ミリはあるので「あおりで見上げても空の広さを感じられる」のも大きなメリットです。
 背景自体も意識して彩度を落としているらしく手前の風景とのつながりで適度に空気感が出ているのもメリットだと思います。
 この点は壁紙との色の差が少ないので「玄関先展示」というロケーションで「異物感」を消す上でも有効に作用していると思えます。

 これだけの効果が得られる背景画が一枚1500円。客車1両より安価です(笑)
 改めて背景画の重要性と威力を再認識しました。
光山鉄道管理局
 HPです。

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