香港TOMIXのDD13

 DD13ネタのその3です。前回の比較記事を載せた折にTOMIXのDD13をここでまだ書いていなかったのを思い出したので追加させて頂きます。

 半年くらい前の事ですがTOMIX以前の「トミーナインスケール」のDD13を見つけておりました。
 これは懐かしい!見つけた時の私ときたら狂喜乱舞ものです(恥)
 この時点でKATOが同形の新製品をリリースすると判っているのですが、それでも食指が動きます。
 以下は思い出ばなし(汗)

 35年くらい前になりますか、私がなけなしの小遣いをはたいて買ったにも拘らず、その後の鉄道模型趣味の中断に際して他の車両とともに親類の子に譲ってしまっていたモデルでもありました。
 趣味の再開後はそれがずっと後悔の種になっていたわけです。
 当時の黄色いプラのパッケージなんかは正に思い出の象徴でしたし、KATOのDD13よりもかなり鮮やかな配色には華やかさすら感じたものです。


 そのDD13、奥なんかで探しても極端に高いか、走らないかのどちらか(あるいは両方)しか見かけなかったので半ばあきらめかけていたモデルでしたが、300円を切る値段で入手できたのは幸運でした。

 足回りに錆(あるいは劣化)が見られ、物凄いノイズを出しますが一応自走可能です。これに限らずナインスケールの動力車はギアの抵抗が大きいのか低速で粘る様な走りをするモデルが多く本機も低速であればそこそこスムーズな走りにはなります。
 ギアの劣化の可能性も高いので連続の高速走行は避けた方が無難なようです。当時のTMSの記事によるとこれでもあの頃としてはかなり凝った動力機構を使っていた様で120Rの急カーブもクリアできるとの由。
 さすがにそこまでは試せませんがミニSLレイアウトの140RのS字カーブは難なくクリアします。
 尤も、ED級の短い車体のロコは大概そうなのですが笑。

 車体ですがこれまた奥で見かける個体に多く見られる前面手摺のガタつきが目立ちます。これは昔私が使っていたモデルでもそうでしたが、最近の出物だと手摺自体がないものもかなり多くこのロコのウィークポイントでもあります。

 先日の帰省の折の故郷での走行でもこのDD13を運転しました。これを走らせるだけで当時の思い出が甦る感じがします。
 思えばあの頃はシーナリィ付きのレイアウトなどまだまだ夢でしたから。

 DD13は前回紹介したようにあれからマイクロ、KATOとバージョンアップしたモデルが相次いで出ていますが、上述の事情もあるので大事にしてゆきたいモデルです。

光山鉄道管理局
 HPです。

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