TOMIX72系御殿場線仕様をいじる(笑)

先日紹介したTOMIX72系御殿場線仕様。
平日休を使ってインレタとディテールパーツの追加を行いました。
インレタは車番しかないのが残念なところです。以前、GMキットを素組みして販売したエンドウの場合レタリングの緻密さでGM以上の細密「感」を演出していたという故事を思うなら、所属区表示などの車番以外のレタリングもぜひ欲しかったところです。

ディテールアップパーツは先頭車のステップと排障器、動力車の避雷器くらい・・・忘れていましたが今回のモデルはこのセット用にサハ78を新製しており、これが後付けでトイレを増設した車体なので「トイレ流し管」が付いてきます。
一旦TNカプラーユニットや台車を外して付け直す過程が必要ですがディテールアップもかなりシステム化して行う様になっている事を実感します。
昔だったらサードパーティのパーツを床板にドリルか何かで開穴して差し込み固定するところもスナップ感覚で(とはいえパーツ自体は相当細かい)はまる所など、最近のガンプラを連想させます。

で、メーカーの指示通りにやった場合の最も細密なところまでは持って行った訳ですが、やはりパッと見ではあっさり目の印象が変わりません。
ディテールアップの重点が主に足回りに集中しているせいもあるのでしょうが、それとて、写真をよく見ると「集電用のスプリングの方がはるかに目立つ」という皮肉な現象が(汗)
別にそれが悪いという訳ではないのですが今ひとつ繊細過ぎて表情に欠ける印象でした。

同じ72系でも仙石線仕様の方はパーツが多かったせいもあるでしょうがもう少し表情があった様な気がしますし、可部線仕様や標準色(クモハ73のみ鶴見線仕様のセットばらし)も茶色一色なのに独特の雰囲気を感じました。
30年以上前のGMの方は彫りの深いモールドのせいか今回の御殿場線仕様よりも表情が強く、印象に残りやすい感じがするのです。

いったい何故今回の御殿場線仕様に限って物足りなさを感じるのか、正直言って私にもわかりません。
走らせればこれまでの72系のどれよりもスムーズな走りを見せますし、私の好みであるスカ色の72系です。しかもTOMIXのHG相当の仕様ですから十二分に満足できて然るべきなのに。
まあ、こんな悩み自体が「贅沢の餅の皮」という奴なのですが(反省)
光山鉄道管理局
HPです。

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