GMの111系・36年目の編成入線(汗)

 今回もやっぱり中古モデルのネタです(汗)

 先日中古を見つけた111系電車。

 それも動力車なしのトレーラーの編成です。

 恐らく30年以上は経っていそうなグリーンマックスの初代モデルです。
 当時のパッケージが付属していたところから見て完成品(いわゆるグリ完)前面の窓ガラスのはめ込み具合からすれば完成品でも後期のモデルと推察されます。
 この111系、発売当初は動力ユニットの開発が間に合わず、当時のKATOの103系の動力をコンバートできる設計でしたが1年ほど経ってからようやくオリジナル動力の開発に成功。
「GM初の動力車」ともなったモデルでした。


 

 当時のユーザーの手になるものでしょう、各部に色刺しがされておりある車両などはプラバンで床板、床下機器も自作の物を付けていたりします。
 今の製品と比べるとどうしても見劣りする仕上がりですが個人的には当時のユーザーが見るからに「一生懸命に自分好みに仕上げた」というひたむきさが感じられ悪い印象はありませんでした。
 恐らくこの車両のユーザーも今頃は40代か50代くらいなのではないかと思えます。

 さてなんでこれを買ったかと言いますと



 実は1年半ほど前に動力車(これまた当時モノの35年前のGMオリジナル動力です。最近のはエンドウのOEM動力が多いですね)だけ入手していたからです。
 当時のブログです光山市交通局「オープンセールの罠(汗)」

 安かった上に走りもそこそこだったとはいえ(あるいはそれゆえに)これをどう使うか先日まで悩みの種でした。
 なにしろサイズと形状が今の動力と異なるため当のGMキットですら現行モデルだとこの動力ユニットに適合させるにはそれなりの加工が必要。他車のトレーラとのコンバートも困難という代物でした。
 それも「当時のトレーラーと組み合わせる事で当時のオリジナルに近い編成を運行する」事でやっと落ち着いたわけです。

 但し走行音は昔の掃除機みたいな強烈なノイズを出しますし、お世辞にもスムーズとは言い難いですが、それでもミニカーブ140Rはクリアします。

 思えば77年頃の「とれいん」新年号の紹介で「GM初の電車モデル」のこの車両を見て以来心のどこかで「これを走らせられればなあ」という思いを抱いて30年。
 中古モデルの寄せ集めとはいえ、ようやく夢のひとつが叶った気もします。

光山鉄道管理局
 HPです。

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