秋空の下、模型を撮影してみる(笑)
夏に比べてすごしやすい陽気になりました。日差しも心なしか柔らかな感じになってきています。
暑い時にはなかなかできなかった庭の草むしりなんかも本格化しているのですが、もうひとつ「レイアウトや車両の屋外撮影」なんてのをするにももってこいの気候になってきているのも実感します。
こういう時の主役はやはり今年上半期に入線した車両とかが多くなります。
車体の黒い車両を室内灯で絞りを最大にして撮ると背景が白飛びを起こしやすい事が多くて苦労させられる事が多いです。
ですが、自然光で自然の借景を使う時はそれが少なくごく自然に撮影できるのが有難いですね。
カメラや機材に贅沢すればこういう悩みも少なくて済むのでしょうが、私の場合、カメラは機動性重視で未だにコンパクトタイプばかり使っているので尚更セッティングには苦労している気もするのですが。
そうした細密機などは屋外撮影ではディテーリングがはっきり出るのでかなり実感的な雰囲気になります。
その一方で敢えて旧式のモデルを外に出してみるとがっかりする事もあります。
TOMIXのED70などのプラの成形色がそのままボディカラーになっているものはプラの質感までもが露わになりやすく、残念ながら屋外撮影向けではないようです。
同様に初期モデルのKATOのD51はロッドがプラのために上回りに対してずいぶん安っぽく見えてしまうのが気になりました。
一方できちんと塗装のされたTOMIXの初期型DE10とかGMの72系なんかだとプラの肉厚こそ気になるもののおおむねいい雰囲気になります。
こうした条件から言うと細密度の高いブラスモデルなどは屋外撮影向けの素材かもしれません。
屋外ならではの楽しみは空抜きの煽りでの撮影でしょう。
本物の空をバックにした車両はどこか誇らしげです。あいにく自宅近くでの撮影なので豪快に写り込む電柱と電線が目障りではありますが。
とはいえ、夕方や朝などさわやかさを感じる空がこういう時には似合います。
更にミニSLレイアウトの棚機線は基本サイズが小さいのでごく手軽に屋外や縁側に持ち出せるのがメリットのひとつです。
外に出さないまでも縁側の陽光の下での運転や撮影もそれなりに楽しめています。
模型自体が紫外線に弱いので、常に外で楽しめる訳ではないのですがたまにこういうのをやってみるのも精神衛生上は良いですね。
光山鉄道管理局
HPです。
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