Nゲージのペーパー車体電車に挑戦?(汗)

 車両工作でもうひとつ試してみたい事から。

 科学教材社の「Nゲージ」については以前触れた事がありますが、そこの折り込み付録に「クモユニ74のペーパー車体」(あと165系も)というのがあります。
 これの出た当時はNゲージも車両のバラエティが極端に少なく、少しでも車種を増やすべくこういう付録が付いていました。
(足回りは関水金属のモハ103を指定、但し旧動力ですが)
 あの当時ですら何か勿体ない気がして「いつか腕が上がったら挑戦してみよう」とか思いながら30年以上経過してしまっていたものです。

 今でもその「勿体ない感」はありますし、かりに完成させてもディテールもへったくれもない「つるりとした箱」ですからよほどの確信犯でないと素組みは中々やろうとしない気がします。
 ですが久しぶりにこれを見ているとムラムラするのも事実で「そろそろやってみようか」という気持ちになりかけています。

 今はスキャナやコピー機もあるのでこれまでできなかった技法も使えますし。
 
 それは肩書をコピーした上でペーパー車体と同様に積層による窓やドアなどの立体感の表現です。特にクモユニの場合荷物室のドアがかなり引っこんでいるので効果的に思えます。
 それと並行して先日のRMMの付録にあった「手すり作りの冶具」を使ったディテールアップもこの機会に試してみたいと思います。
 もちろん、オリジナルでは印刷だったヘッドライト周りの別パーツ化も。

 丁度いい事に先日20M級DT21の足回りのGM動力の中古も入手していますし、同様にパンタも手に入れていた事も私の背中を押しています(笑)


 ところで余談ですが、この手のペーパー車体、30年前のGMのガイドブックの付録でもやられていた事があります。
 物は伊豆急のサシ191食堂車と上信電鉄の250型。こちらはやはり単行でも使える車体ですが当時は地方私鉄の車両をプラ量産品で出す事はGMにとってもリスキーだったのでしょう。
 伊豆急については「電車の食堂車」をプラで出す気が無かったのではという気もします。

 いずれにしてもこちらも上記の技法で作れそうなのでクモユニの様子を見て試したいですね。

 現時点での課題は窓のRの切り出しでしょう。専用の丸のみがあるらしいですがどんなものか。

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2013年10月22日 22:28
ペーパー車体、懐かしいですね。

私は知人から見せてもらった事がありますが、確かにもったいなくって工作には勇気がいる様でした。

学生の頃はNゲージ自体が高嶺の花でしたから、この様なペーパーキットは嬉しい存在だったかも知れません。

中学の先輩で、工作用紙で1から10系客車を作っていた人がいました。
精密さには及びませんでしたが、GMの台車以外は全て手作りに関心して見てましたね。
2013年10月23日 23:14
>hidakamiさん

>工作用紙で1から10系客車を作って~
 これも「Nゲージ」の記事にありましたね。

 書き忘れましたがこの本の巻末には方眼紙が印刷された工作用紙までとじ込んであって至れり尽くせりでした(笑)

 ところでペーパー工作の件ですが先週新展開があったので少し軌道修正があります。
 それについては追々に。

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