今月のジャンクから・GMの155系
先日中古屋で見つけたジャンク品から。
155系と名古屋市交通局3000系との組み合わせの7連と言うよく分からないセットですが(笑)1両辺り420円(動力車込み)と言うのは魅力です。
155系ですがカラーリングがきれいだったのでてっきりマイクロのセットばらしかと思ったのですが、よく見るとGMのキット組み立て品でした。
店頭では「全車トレーラー、動力車込み」という触れ込みでした。
3000系の方は素人臭い塗装と組み立てとはいえ、手を加えればそこそこ何とかなりそうです。
155系の方はかなり丁寧に組み立てられておりステッカーなどもきちんとしたものです。マイクロの完成品と比べてもあまり差を感じません。
ですが手にとってよく見るとモハ155に動力ユニットが入っている様子。
店員さんに聞くと「通電しても走らなかった」との事でしたがそれにしては動力部はきれいで埃の巻き込みもありません。
GMのかなり以前のユニットですが、これは構造がごく単純なので調整次第ではないかと思い購入しました。
帰宅後通電して見ても確かに動きません。
以前のエーダイDD54の例ではモーター自体が駄目だったので今回もそうかもしれないと思いつつ動力ユニットを分解。
その際にノイズ対策のコンデンサもはずします。
モーター単体で手で回しても抵抗感はなし。通電して見るときっちり回りだしました。
これは集電のトラブルかと思い再度ユニットを組み立て直し試走させると、今度は問題なく走りだしました(笑)
恐らくですが長い事走らせなかったせいでギアかモーターの起動に弾みか勢いが必要だったのではないかと思います。
昔のGMやエンドウなどの動力ユニットではよくある事ですが、このせいで「不動品」として処理されている個体は中古ショップでは結構多いのではないかと言う気がします。
念のためにギアに注油しておくと殆ど新品の単品ユニット並みの走りになりました。
こうなるとしめたものです。
GMの旧式動力は140Rのミニカーブをクリアできる物が多く、20M級の長編成でも小スペースで運転が楽しめます。
早速こまどりの4連を走らせますが…
S字カーブではこの通り(笑)
一見大事故に見えますがちゃんと線路に乗っていますしちゃんと繋がっています。
この「無様さ」さえ我慢できれば結構楽しめる拾いものでした。
光山鉄道管理局
HPです。
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