2013年を振り返る・3・今年印象に残った新車から

 2013年の新車の増備ペースは前述のヴィンテージ旋風の影響もあって昨年に比べてスローペースで推移しています。
 とはいえ、最近のモデルに魅力がなかった訳では決してなく、むしろその出来の良さや発想の凄さに驚かされる事も多かったですが。
 今年印象的だった新型モデル(はっきり言って「全部」と言っていいとは思いますが)からリストアップして見ると、

 1・TOMIXのC61
   C57の時も驚きましたが第二弾ともなるとかなり手慣れた作りになっていて好感が持てるモデルでした。
   特にプロポーションの再現性とディテールの細密感のバランスが良い感じで16番の高級モデルをそのままNサイズに圧縮したような印象すら受けます。
   それでいて普通に運転する分には不満も神経質になる事もなく安心して使えるモデルになっていた事が凄いと思います。

 2・KATOのDD13初期型
   こちらもかねて待望していたモデルでした。
   過去にナインスケールとマイクロでそれぞれモデル化されていましたが最後発だけに造形は最も優れています。
   難を言うなら前者の同形機に比べて走りが繊細すぎる(ちょっとした路面の凹凸や急カーブへの適応性に敏感で脱線しやすいところがありました。尤もこれは私の個体だけの現象とは思うのですが)

 3・「週刊SL鉄道模型」の特典B1001タンク蒸機
   ボイラーが異様に太い、ディフォルメの強い造形で好みの分かれる所ですが走行性はこれまで私が触ってきたミニサイズの蒸機の中ではピカイチでした。
   Bタンクとしては個人的にはベストな出来と思います。


 4・Bトレインの上信デキ1
   Bトレのモデルでスケール性を追求した始めてのモデルの様です。
   まだ動力化していないので走りは未知数ですが小型電機の持つ独特のたたずまいが感じられて個人的には好きになれるモデルです。
   それでいて接着剤なしできちんと組める構造は良い意味での知育玩具っぽさすら感じさせます。
   Bトレは今回初めてだったのですがそのコンセプトの良さには驚かされました。

 5・鉄コレの京阪80とその動力化キット
   前回の下津井のナローモデルもそうでしたがNやZの動力を改造したり組みかえたりして自走できるように持って行くのは昔なら大冒険だったのですがキット利用とはいえそこそこ走るレベルになるというのが先ず素晴らしいと思います。
   京阪80自体も中々好印象の造形でした。

 してみると、今年も楽しめる新製品はいくつもあった事にはなります(笑) 
 
 光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2013年12月30日 23:44
いつも拝見しています。
鉄道模型の情報は、とても参考になります。
来年も楽しませてください。

良いお年をお迎えください。
今年も年越し運転を楽しまれますか?。
2013年12月31日 13:41
>杉やんさん

 コメント有難うございます。

 年越し運転は例年とは少し趣を変えますが今年も準備中です。
 それにしてもここ1,2日で気候が随分と変わり落ち着かないですね。

 今年もあと僅かですがよいお年を。

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