レイアウトを持つことのはなし

 今回は「レイアウトを持つという事」でふと思った事から。単なる思考の垂れ流しですのでご勘弁を。

 私のレイアウトの場合「光山市」という架空の地方都市を設定し一部を除いて「光山市のどこか」という想定でレイアウトを作っています。
 光山市というのは人口100万から200万程度の地方拠点都市(仙台より大きく名古屋辺りより小さい程度)を想定しています。
 実を言いますと、これは「走らせる編成の違和感を最小にできるぎりぎりのライン」としても考えられたものです。

 そこそこの「都会」ならイベント編成でSL列車(現に以前盛岡を義経号が走った事があります)が走る事もあるでしょうし地方拠点都市ならそこを起点として3連位のキハ20系が走る事も不自然ではありません。
 もちろん4扉の通勤車や8連位までのブルートレイン、私鉄の優等列車が走っても違和感はありません。

 この様に「運転する編成の自由度の高いシーナリィ設定」を選べば規模は小さくとも色々な編成が楽しめる確率は上がります。
 作りたいシーナリィのイメージが固まらないならあくまでもレイアウトを狭義の「運転盤」と捉えて「どんな列車でもそこそこ似合う」というポリシーで作ってみるのも一法かもしれません。
 もっとも、これを言い出したら大概のレンタルレイアウトがそういうシーナリィ設定なのですが(笑)
 モチーフを絞るのは2回目、3回目の製作の時でもいいと思います。

 
 そこまで考えてふと気づきましたが、
 レイアウトは「一生に一度しか作れない訳ではない」
 意外に見過ごされがちですがレイアウトがマイホーム並の一生ものと思い込んでいる人は意外に多い気もします。
 大レイアウトならともかく小レイアウトではそろそろこれは当てはまらない様にはなってきました。

 メタルラックなどを上手く使えば「900×600のレイアウトを4段くらいに積み重ねて楽しむ」なんて離れ業も理論的には可能です(笑)
 長編成がやりたければ分割式にして年に何回か合体運転するというのも一法でしょう。
 (但しこれが出来るのはスペースやお金以上に「レイアウトを壊さずに担げる腕力」が要求されますが。これは私自身の過去の経験からも言えます汗)
 その意味でレイアウトのハードルが下がるという事は鉄道模型の趣味それ自体に解放感を与える効果も期待できるのではないかとひそかに思ってみたりしますが・・・


 (写真は本題とは関係ありません)

追記

 今気が付いたのですが当ブログの訪問者数が59万を超えていました。
 たまにこんな変な内容になる時もあるのですがこれからもよろしくお願いします(大汗)
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2014年01月09日 21:00
私がメインに使っている80cm×60cmのエンドレスレイアウトは、まさしく「どんな列車を走らせても違和感を感じない」レイアウトを目指してます。

国鉄の電化亜幹線から非電化の第3セクターまで走らせても違和感のない風景・・・

でも、もう少しいろんな風景を組み込めないものかと考えてばかりいます。
2014年01月10日 21:50
>柴乃さん

> 国鉄の電化亜幹線から非電化の第3セクターまで走らせても違和感のない風景・・・

 これを突き詰めると「どこにでもありそうな」風景が一番無難という事に落ち着きそうですね。

 その上でユーザー個人の拘りのポイントがどこかに一か所でもあればレイアウトとしても最高なのではないかと思いますね。

 なかなかそのレベルに行けないのが私なのですが(大汗)

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