ナインスケールのED75から

今回はジャンクのNゲージから。

 ナインスケールのED75、今回は初期モデルですが、この年式にしては走行性能が良く拾いモノでした。


 国産モーターになってからの後期型は1両持っていたのですが、横っ腹にでかでかと「日立」と書かれている初期型は私がNゲージを始めて間もない時期に入線させていた時期があったので出物があれば欲しかったモデルです。
 とはいえこのモデル、動力部を中心にダイカストの劣化、変形が激しいモデルが多く奥でもショップでもこれといったモデルに当たらなかったため再入線にはなかなか至りませんでした。
 (発売直後の75年頃ですら専門誌のある記事で既にダイカストの変形をうかがわせるものがあります)



 後期型と異なり前面の窓のHゴムに白の色刺しがしてあるのがポイントです。
 これがあるために正面から見た場合は意外に実物に似ている印象がありました(色刺しのない後期型は一気にトイ的に見えてしまい損をしています)


 今回のモデルは純粋にノスタルジーで買ったような側面が大きいです。
 単純に出来だけで言うなら現行のHGモデルの方が圧倒的に良いに決まっていますから。
 ですがこのモデル、車体のそこここに見られる経年劣化や埃がそのまま40年近い車歴を物語っている所があります。
 しかも走行性は年式相応と言うか40年前とほとんど変わらない印象でした。よく考えるとこれは凄い事だと思います。

 こういうのはもろに「骨董趣味」以外の何物でもないのですがそれでも今の私には惹かれるものがあります。
 言い忘れましたが値段は3桁でした。

光山鉄道管理局
 HPです。昨日「車両紹介・気動車」の項を更新しました

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