HOスケールのホームのはなし・その3

今日は朝から大雪で明けました。
昼を過ぎても雪の勢いは一向に衰えず、夕方にはご覧の通りの惨状です。現住地でここまで積もったのはこれまでにもそうありません。ことによると積雪の記録更新の可能性すらある降り具合です。
久しぶりの土曜休でしたが一日雪下ろしに忙殺されました。
それは置いておいて、

先日紹介した岳南の比奈駅をモデルにした頂きものの16番スケールのホームの試作品。
帰宅後に手持ちの機関車を配置してみました。

機関車の細密性に引けを取らないリアリティのある雰囲気です。おそらく支柱のトラス構造の細かさがかなり貢献しているのでしょう。
ペーパー製ゆえの強度の問題と華奢さも感じますが、最近の細密モデルには似合うストラクチャーと言えます。

こちらも人形やアクセサリを追加するとリアリティが高まりそうですね。
前回紹介のエンドウのホームにも味を感じますが、ごく短期間の間にそれと対極みたいなホームを比べられるとは思いませんでした。
こちらの方が細密度は高いですし、リアリティも半端なく優れています。
ですが、これを持ってエンドウのそれをちゃちだなんだという気にもなれないのです。

それぞれの持ち味の違いや車両とのマッチングとの違い(「差」とは言いません)、更にはモデルやそれぞれの楽しみ方のポリシーによってどちらのモデルにも一長一短があると感じられたからです。
少なくとも今回のホームは強度の問題などからそのままお座敷運転で使うという訳にはいきませんし、むしろこれをモチーフにしたセクションでも作るなら(もちろんそれをお座敷運転に組み込むという方向もありですし)非常によく似合うと思えます。逆にエンドウのホームは前回触れた様にどんな車両でもそこそこ似合う点を取って外国型やフリーも取り混ぜたお祭り的な運転会に使うのが合っている気もします。
どちらにせよ、16番やHOの世界でも多様な方向性で走りを楽しめる環境ができてきている事は感じました。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
と、言う私も今年に入ってから2度、大ゴケしましたけどね・・・・。(笑)
古い駅舎など(地元の駅ホームの屋根は今でもそうですが)でよく見られた古い線路を曲げて作ったホーム屋根の鉄骨の雰囲気がとてもよく再現されている様に見えます。
昔懐かしい感じがとてもいいですね。
今回のは盛岡でも年に一回あるかどうかというレベルの豪雪でした。基本的に大雪慣れしていない地域なので昨夜から今日にかけて県レベルで「陸の孤島」状態です。
仰るように支柱の鉄骨組の細かさがこのホームの肝ですね。雰囲気もなかなかよくどうにかして使ってやりたいです。
このレベルでNゲージ用も試作したというので二度びっくりでした。