雪かきの一日と「鉄道模型大百科2」


 昨日来の大雪は大量に積もらせたまま、朝を迎えました。

 まったく信じがたい程の積雪です。

 今日は朝から我が家の除雪・排雪作業です。目測ですが積雪量は50センチ近くは行っています。

 盛岡でも一度にこれだけ積もるのは珍しい気がしますが、北国でも雪国でもない現住地でこれほどとは想像を絶します。
 そんな訳でせっかくの日曜日は汗をかいてぐったりして終わりです。

 ここからは鉄道模型ネタで。


 昭和40年代終わり頃、ケイブンシャの「原色怪獣怪人大百科」が登場し、それまで番組単位、シリーズ単位だった怪獣図鑑(例えばウルトラマンシリーズと仮面ライダーシリーズが同じ図鑑で扱われる事は殆どありませんでした)が「全シリーズ網羅の豆図鑑」として一気にグレードアップしました。

 これはよほどのヒットだったのでしょう。昭和50年代頃には怪獣怪人大百科は年刊化され当時人気が出始めていたアニメのロボット物などを含有する形で更に発展しました。
 同時に装丁もそれまで小分けにしたリーフレットの集まり(これが実になくしやすかった!)だったのが一冊の本で全てを纏める体裁になり「ポケットサイズなのに国語辞典並みに分厚い」という独特の版型となりました。

 併せて「怪獣や怪人ネタ」だけにとどまらずあらゆるジャンルに手を広げ、いわゆる「大百科シリーズ」として当時のガキ共(もちろん私もそのひとり)に定着します。その頃になると講談社をはじめとする他社もこのジャンルに参入し活況を呈するのでした。

 今にして思えば「大百科シリーズ」とは「子供のカラーブックス」みたいなステイタスだったと思います。
 ジャンルによっては執筆者も驚くほど錚々たる面子を揃えていましたし。
 さて、その中でいつかは取り上げたいと思っていたのですが「私自身が持っていなかった」と言う分かりやすい理由でこれまで取り上げなかった題材があります。

 それがまさに「鉄道模型」だったのですが、幸いと言いますか知り合いで持っている人がいて先日、借りだす事ができました。
 ですので今回は思い出話と言うよりは「今の目で当時の大百科を見る」という内容になります。

 物は「鉄道模型大百科2」

 鉄道模型を趣味にしていながらこれらを買わなかったというのも不思議な気もしますが、実はこのジャンルがリリースされた時期と言うのが「私が鉄道模型の趣味を中断した時期の初めと重なっていたから」です。

 更にこの時期には既に山崎喜陽、水野良太郎、長真弓の諸氏が良くできた入門書をいくつも出していた時期でもあり「今更買い足す事もないか」と思えた事も要因としてあります。

 ですから本書を手にとってまず驚いたのはカバー裏の部分。よもやケイブンシャだけで何冊も鉄道模型ネタの大百科が出ていた(しかもケイブンシャ以外からも!)なんて思いもしませんでした。

 さて、本書の構成は今もRMM等でその名を見かける江頭剛氏。本書の初版が昭和61年との事ですから今となればライターとしても相当なキャリアな訳です。
 あおりの部分に「Zゲージからライブスチームまで」と書かれていますがそれらのモデルについては巻頭のグラビアレベルの紹介にとどまり、本文のほぼ8割がNゲージと16番の車両工作で占められています。
 前者はプラキットの工作と切り継ぎ加工など、後者はバラキットを使ったハンダ付け工法を紹介しています。


 これを読んだ時の感想
「(先日失敗を重ねた)16番C58のレストアの前にこれを読んでいたら!!(大爆)」
 でした。

 小学生対象の本でこれほど懇切丁寧にハンダ付けを解説した教科書はこれまで見た事がありません。
 それだけに分かりやすさは天下一品。これ以上のテクを知りたければそれこそTMSやRMMを読めばいい訳です。
 (逆に言うならこうした間口が狭まっている事にもこの趣味の問題がある気もしますが)

 問題を挙げるならこの「大百科」特有の「小さいくせに分厚過ぎて見ながら工作するのには不向き」な事でしょうか。これはハンダ付けに限らず「クッキング」とか「手芸」(こんなのも「大百科」シリーズには存在します)に言える事ですが。

 さて「大百科」シリーズ全体の特徴として以前から上げてきた「ジャンルの俯瞰を要領よくまとめている」点でこの「鉄道模型大百科」も例外ではなかったと思います。車両工作に偏った印象もあるにはありますが、恐らくこれは既刊の「Nゲージ大百科」等でフォローされているのでしょう。

 このネタについては何回かに分けて紹介したいと思います。

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2014年02月09日 20:43
こちら岩手(私の現住地)の積雪は約30センチぐらいでした。

ただ吹雪いていたので、吹き溜まりは50センチは超えていたと思います。

明日は凍るかも知れませんから注意が必要ですね・・・・。

学生時代は本が買えても、模型自体が買えない時代でしたので、模型の本を買う=模型も欲しくなるという公式が容赦なく成り立つので、本自体も買わない事が多かったです。
ただ、今となっては自分の宝になったかも知れないと思うと悔しさを感じますね・・・・。(笑)
2014年02月11日 15:12
>hidakamiさん

 私の所は気象台の発表数値よりもかなり積もったようです。
 月曜日は朝から凍結で相当ひやひや物でした。
 それでいて未だに夏タイヤのままで走行する命知らずも散見されたので恐怖感は倍増です。
 岩手ではまずこんな事はありえないでしょうね。

 私も実物を買えない分を本で代償するパターンでしたね。今、当時のモデルを中古屋で見かけたりするとついつい手が出てしまいますが(汗)当時の知識のせいでかなり耳年増になっているのに
我ながらあきれます(汗)

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