KATOの旧式EF65改修作戦・その2・とりあえず分解してみる

 先日の豪雪ではかなりの数の建造物が被害を受けました。中でもカーポートの類は私の町内の分かっている範囲(積雪のせいで町内全体を回れず、全体が把握できない状況です)でも2軒以上が破損、倒壊しています。
 そんな折に見つけた今年の正月ころの広告チラシ


 積雪対応が20センチでは潰れる筈です。甲府ではこの5倍以上(ほかの地域ではさらにそれを上回る)積もっていた訳ですから。

 それは置いておいて

 先日お話したKATOのEF65の改修作戦。
 材料もそこそこ揃いましたしスタートしたいと思います。

 準備したのは車体塗装用の青15号。
 そして銀河モデルの避雷器・信号炎管・EF65用に特化した手すり・開放てこ・エアホースの3点セット。
 特に3点セットに車体形状に合わせた手すりが付いてきているのは非常に有難い気がします。

 さて、第一段階としてEF65の分解から。
 科学教材社の「Nゲージ」にEF65の足回りを使ってEF66を作る記事があり、そこにEF65の分解の手順が掲載されていたのでそれに乗っ取りました。
 とはいうものの、マイナスの時計ドライバーとつまようじ1本で車体が全て分解できたのは驚きました。
 ヘッドライトが点灯しないせいもあるのでしょうが拍子抜けする位の手軽さです。


 窓ガラスは左右別々に外せますしヘッドライトのレンズは埋め込み式で裏からつまようじで押し込むと写真の様にレンズがにゅっと押し出されてくるのには笑いました。
 パンタグラフや屋根上モニタも殆ど同じ要領で外れます。
 機構が単純な分、分解時にパーツの破損が少ないメリットも感じますが改造前提の構造というより製造工程の単純化が目的と思われます。
 車体のディテーリングは基本的に一体成型モールドに依存しているので見た目の細密感の割に簡単に組み立て、分解できる印象でした。
 この辺りに(少なくともKATOの)Nゲージは登場当初から生産のシステム性をかなり考慮していた事が伺い知れます。

 このEF65が出た昭和40年代中期ですら16番の方は手作業のハンダ付けや折り曲げによる真鍮車体工作が中心でしたが生産性やコストの点でかなりの差が付いていたのは明らかです。
 Nゲージが安さと安定した性能を武器に16番モデルを圧倒できた理由のひとつを目の当たりにした思いがしました。
 (最も、ブラスモデルの質感と細密性にも大いに魅力がある事はこれまでに私も触れて来た通りですが)

 以上閑話休題、これから改修作戦のスタートです(汗)

 光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

とまれみよ
2014年02月19日 11:25
カーポート 積雪20cmに対応ですか。
20cmでも結構な荷重になりますけど、
私の住む所も今回積雪1m越えました。
やっぱりイナバ物置のように「100人乗っても大丈夫」でないとダメでしょうね。
特に支柱が片側のカーポートは要注意です。雪の重みで支柱が折れて車が大破した話を何度も聞きました。
こんな大雪は滅多にないことですが、「降ることもあるんだ」と想定しないといけませんね。
2014年02月20日 23:28
>とまれみよさん

 コメントありがとうございます。

 片側支柱のカーポートでもサポート用の支柱がある物は比較的持ちこたえた物もあったようですね。

 とはいえ今回は非常に重い雪質だっただけにどれも危なかったのは確かと思います。
 一般建造物でも壁に亀裂の入ったものも結構見ましたし。

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