悲劇の機関車・EF14の入線のはなし
今回は年末年始の帰省で某中古ショップで入手した入線車から。機種としてはマイナーな部類ですがどこか心に引っ掛かる所のあった機種です。
ものはマイクロのEF14。
この電機、元々はEF52でしたが、ギア比の改造を経てEF54と改名、その後貨物専用機となりEF14となった経緯のある電機です。
さて、ご存じの向きも多いと思いますが機関車の名称で「54」と付く機種は大概の場合悲劇的な生涯を辿る事が多いとされています。
C51の改良型でありながら性能面で難があった設計のために現場で嫌われ現在一機も保存機のないC54
ブーフリ式の高度な伝動装置を持ちながらその精密さゆえに整備上の問題を抱え短命に終わったED54
これまたメキドロ式という高度なトランスミッションを持ちながら故障の連続で短期間で消えたDD54
このEF14もEF54から改造した際にギア比を貨物機用のローギアードに変更したために幹線での活躍期間が短く晩年は大阪駅の入れ替え業務に追われる事になってしまった機種です。
見ての通り入れ替え機と呼ぶにはあまりに大仰な図体で現場でもかなり持て余し気味だったのではないかと想像されます。
聞く所では余りにマイナーなゆえにワールド工芸からNのキットが出た当時は(90年代半ば)16番ですらモデル化された事がなかったという機種でした。
私自身ショップでその珍しさゆえに手を出してしまった口ですが(汗)
現在も注目度の点では最も影の薄いF級電機とも言えます。
前面のゼブラ塗装が入れ替え機らしいと言えば言えます。
走行性はごく普通の走りっぷりです。
暮れの年越し運転では以前にも触れたTOMIXの初代クハ113を単体で牽引させました。
なにかこういうシチュエーションには独特の物寂しさを覚えます。
光山鉄道管理局
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この電機、元々はEF52でしたが、ギア比の改造を経てEF54と改名、その後貨物専用機となりEF14となった経緯のある電機です。
さて、ご存じの向きも多いと思いますが機関車の名称で「54」と付く機種は大概の場合悲劇的な生涯を辿る事が多いとされています。
C51の改良型でありながら性能面で難があった設計のために現場で嫌われ現在一機も保存機のないC54
ブーフリ式の高度な伝動装置を持ちながらその精密さゆえに整備上の問題を抱え短命に終わったED54
これまたメキドロ式という高度なトランスミッションを持ちながら故障の連続で短期間で消えたDD54
このEF14もEF54から改造した際にギア比を貨物機用のローギアードに変更したために幹線での活躍期間が短く晩年は大阪駅の入れ替え業務に追われる事になってしまった機種です。
見ての通り入れ替え機と呼ぶにはあまりに大仰な図体で現場でもかなり持て余し気味だったのではないかと想像されます。
聞く所では余りにマイナーなゆえにワールド工芸からNのキットが出た当時は(90年代半ば)16番ですらモデル化された事がなかったという機種でした。
私自身ショップでその珍しさゆえに手を出してしまった口ですが(汗)
現在も注目度の点では最も影の薄いF級電機とも言えます。
前面のゼブラ塗装が入れ替え機らしいと言えば言えます。
走行性はごく普通の走りっぷりです。
暮れの年越し運転では以前にも触れたTOMIXの初代クハ113を単体で牽引させました。
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