0系新幹線と特撮映画のはなし
先日の「国産鉄道コレクション」に関連して0系絡みの話をば。
「0系新幹線」昭和40年代の文明の象徴という意味もあってか特撮映画やテレビにも登場頻度が高いですね。
(そもそも「新幹線大爆破」「動脈列島」という「主演作」もありますし)
ざっと思いだしてみても既述のガメラ対ギャオスのほか
大怪獣ガメラ(銀座でミニチュアが踏みつぶされる)
宇宙大怪獣ギララ(ギララと実景の新幹線の合成カットあり)
84年版ゴジラ(ガメラとほぼ同じ場所でミニチュアを破壊している)
テレビではマグマ大使の他数多く登場している筈ですが私の記憶に残る所では
宇宙猿人ゴリ(第3話)
アイアンキング(第1話など)
シルバー仮面ジャイアント(ジャイアント編1話など)
ガンバロン(第3話)
ウルトラマン80
辺りが印象に残ります。
変わった所ではパイロットフィルムのみの「豹マン」にも0系が登場しますがそのカットの一部は上述の「宇宙猿人ゴリ」に転用されています。
意外な事に黄金期の東宝の作品では新幹線が破壊、怪獣との絡みは少ないです。「サンダ対ガイラ」の様に主人公の移動シーンで実景の新幹線が登場する位でしょうか。
恐らく一番目立つのが84年「ゴジラ」でしょう。但しここで出てくるのは小窓タイプの後期型です。
ある意味、0系新幹線と言うのは高度成長の象徴でしたし当時の子供たちにとっても憧れの存在でした。
それゆえに子供向きの作品になるほどに「文明の象徴」として破壊対象になりやすかったと思えます。
現行の新幹線ラインナップにこれだけのカリスマ性が出せるかどうか…
追記です。
これを書いた後に思い出したのですが東映の「ザ・カゲスター」劇場版の冒頭に「新幹線大爆破」の没カットが登場します。
それとテレビでは「大鉄人17」に「新幹線ロボ」と言う実も蓋もない敵ロボットが登場していました。当時の次回予告では「ワンセブン物知り百科」とか言ってATCシステムの解説をやるという不思議なおまけコーナーが(笑)
光山鉄道管理局
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「0系新幹線」昭和40年代の文明の象徴という意味もあってか特撮映画やテレビにも登場頻度が高いですね。
(そもそも「新幹線大爆破」「動脈列島」という「主演作」もありますし)
ざっと思いだしてみても既述のガメラ対ギャオスのほか
大怪獣ガメラ(銀座でミニチュアが踏みつぶされる)
宇宙大怪獣ギララ(ギララと実景の新幹線の合成カットあり)
84年版ゴジラ(ガメラとほぼ同じ場所でミニチュアを破壊している)
テレビではマグマ大使の他数多く登場している筈ですが私の記憶に残る所では
宇宙猿人ゴリ(第3話)
アイアンキング(第1話など)
シルバー仮面ジャイアント(ジャイアント編1話など)
ガンバロン(第3話)
ウルトラマン80
辺りが印象に残ります。
変わった所ではパイロットフィルムのみの「豹マン」にも0系が登場しますがそのカットの一部は上述の「宇宙猿人ゴリ」に転用されています。
意外な事に黄金期の東宝の作品では新幹線が破壊、怪獣との絡みは少ないです。「サンダ対ガイラ」の様に主人公の移動シーンで実景の新幹線が登場する位でしょうか。
恐らく一番目立つのが84年「ゴジラ」でしょう。但しここで出てくるのは小窓タイプの後期型です。
ある意味、0系新幹線と言うのは高度成長の象徴でしたし当時の子供たちにとっても憧れの存在でした。
それゆえに子供向きの作品になるほどに「文明の象徴」として破壊対象になりやすかったと思えます。
現行の新幹線ラインナップにこれだけのカリスマ性が出せるかどうか…
追記です。
これを書いた後に思い出したのですが東映の「ザ・カゲスター」劇場版の冒頭に「新幹線大爆破」の没カットが登場します。
それとテレビでは「大鉄人17」に「新幹線ロボ」と言う実も蓋もない敵ロボットが登場していました。当時の次回予告では「ワンセブン物知り百科」とか言ってATCシステムの解説をやるという不思議なおまけコーナーが(笑)
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この記事へのコメント
確かに当時の「怪獣」ものの餌食にビルや建物に並んで0系新幹線も当てられていた記憶があります。
走行中の新幹線が怪獣に思いっきり叩き付けられて破壊される様子は子供ながら怖い思いまあったものです。
切れた架線から火花が散るシーンもなかなかリアルでしたね。
例えば現代のN700系やE5系だと、確かにリアリティーさには疑問も・・・・?
0系の場合流線形の分かりやすいデザインも相まって「現代文明の象徴」という意味合いも大きかったと思います。
それだけに特撮物での表出も多かったのでしょうが、玩具丸出しの物から相当に線路回りを作り込んだものまであってこの辺りに作り手の拘りの度合いを感じましたね。