KATOのDD16・増税前の駆け込み入線する(大汗)

前の頃からこのブログでは時事ネタはあまり扱わないのですが今回ばかりは財布に直結しているのでさわりの所だけは我慢してお付き合いください。
来月から消費税の増税というのでここ2,3日は日持ちのしそうなものが店頭からめっきり少なくなりました。もちろん高額商品なんかも駆け込み購入が随分増えているようです。
Nゲージのモデルもその「高額商品」に入るのかはわかりませんが、例えば予約で取り寄せた様なものの場合、4月1日以降に引き取りに行ったら消費税が8%になっていたなんて事も(実際はそうはならないとは思うのですが)有り得るわけです。
そんな訳で予約品の引き取りに出かけてきたのですが、まるでこのタイミングに合わせたかのような高額アイテム揃いで(汗)

そんな訳でKATOのDD16です。個人的にはDE10を寸詰まりにさせた様なイメージも結構ある機関車なのですが、コンパクトながら破綻のないプロポーションは魅力的です。
前にマイクロから出た時は予算不足で買えず、中古屋でもあまり出物が無かった機種でしたので今回のリリースは渡りに船といった感じでした。


最近のKATOのロコの例にもれず、精密度の高さと印象把握の良さには驚かされます。
特に機器室側(ボンネットの短い方)周りの細密感ときたら凄いとしか言いようがない位です。
昨年のDD13の時は走行性にやや繊細すぎる所があったのが気になったのですが今回のDD16に関しては全く安定した走りで危なげない所がありません。それどころかこのサイズ(恐らくDクラスの機関車としてはKATO最小でしょう)でこんなにスムーズなスローができる上に140Rのミニカーブも余裕でクリアする小回りの良さ。
小レイアウトの近代化(笑)には全く打ってつけのロコと言えます。
さて、このDD16ですが実はヘッドライトが点灯しません。
というのも、ラッセルヘッドの付いた304号機を選んだからで(ノーマル仕様は点灯するそうです)このラッセルヘッドについては次の機会に取り上げたいと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
このところ、クモユニ74とか「予定品→立ち消え」の憂き目に逢った車種の製品化が目立つKATOです…。
ノーマルとラッセルでは本体の仕様も違うんですね。ライト無しでも十分魅力的です。仰る通り、特に短いほうのボンネットから見た表情が素晴らしいです。DE10より更に小さく、抜群の方向性能は(お値段はともかく)Cタイプ小型ディーゼルのライバルになりそうですね。
ローカル線用の小型機関車というイメージが強くてこちらを選んだのですが、予約締め切り後に大糸線や飯山線での除雪作業中の写真を見かけて、「両方欲しい」と悩みましたけどw
今の所雪景色のレイアウトも機関区のレイアウトもないのでこいつだけでもいいかなと。
KATOの「予定品→立ち消え」のパターンは大昔のD52の頃から一種のお家芸みたいなもの(笑)ですが今回やクロハ181みたいに20年近く経ってから電撃的にリリースされる事もあったりするので気長に待つのも一法かもしれないですね。
小型機のモデルは意外と急カーブに弱い動力の物が多い(特にスローが効きにくくCタイプディーゼルなどはかなりの勢いでないとまともに走らない事も多いです。そのくせ280R以上だと結構スムーズだったりするので)ですからこういうスムーズにスローの効く小型機は非常に有難いです。
>雪景色のレイアウトも機関区のレイアウトもないのでこいつだけでもいいかな~
除雪車の場合(安価な中古に出会った場合を除いて)私もその辺りで悩みます。葉純線(雪解け期を想定したローカルレイアウト)を作ったとはいえ、除雪車が右往左往するほどの積雪でもないので(笑)
ですが他の車両にないメカニックな所に独特な魅力があるのも確かですね。
その意味ではかなりコレクターズアイテムに近い性格のモデルではないかと思います。