考古学的Nゲージのはなし・童友社のプラモデルの充実のレール構成のはなし(驚)

 先日来紹介している童友社の9ミリゲージセットのはなし。
 今回はレール関係です。

 このセットの大半の容積は線路関係のパーツで占められています。
 普通、車両込みの「鉄道模型のセット」に付いてくる線路と言うと単純なエンドレス一回りと言うのが普通です。
 まあ、少し複雑なもので退避線か側線用のポイントが一つか二つというところでしょう。

 ところが童友社のセットはそんなレベルをはるかに超える驚異のラインナップでした。
DSCN9479.jpg
 基本のエンドレス用の直線とカーブ、それに平面交差用の90度クロスがあったというのは私も記憶していました。
 所が改めてこのセットを見ると側線用と退避線用にそれぞれ径が異なるポイントが左右1セット、つまり4つも付いているのです。
DSCN9480.jpg
 それどころかクロスレールも上述の90度の他、45度と15度が一個づつ(!)
 更に踏切レールや車止めレールまであるという常識を超えた豪華な構成でした。

 一列車しか走らせない構成なので複線はさすがになかったようですが、それを差っ引いても「当時のKATOのカタログ1冊分のラインナップ」は確実に同梱されていると思います。
 正直、ここまで本格的なものとは思いもしませんでした。
DSCN9482.jpg
 線路自体はオールプラながら道床も付いた本格的なものです。
 この1セットに含まれているレールだけでもTOMIXやユニトラック発足当時のレールのラインナップを凌ぐレベルでまず大概のトラックプランには対応できると言ってもいいものです。
DSCN9478.jpg
 リレーラーも今売られている市販品で通用しますし
DSCN9477.jpg
 車止めパーツはそのまんま無加工でTOMIXのレールに載せて使えるほどです。
 これだけのシステムが今から45年前にすでに確立していたのですから驚き以外の何物でもありません。

 これで通電してNのレールとして使えればよかったのですが(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。


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