鉄道コレクション・富士登山電車から

 先日は連休が明けて最初の平日休だったのですが思い切って河口湖まで足を延ばしてみました。
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 この辺りはまだ桜が散り切っていない様子で春の残渣のようなものを感じます。
 とはいえ、そこここで電線や斜面の補修工事をしているところに2月の記録破りの豪雪の傷もまた感じてしまいます。
 その意味では春どころか冬すらもまだ終わっていない気にもさせられますが。

 さて、今回ここまで出かけた目的のひとつは「富士登山電車の鉄コレ」だったりします。
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 実を言いますとこのモデルがリリースされていたのをまるで知らず知った時には2週間以上経過(大汗)
 以前、富士急行の事業者特注品の鉄コレを買った時の行列の長さを覚えていたので今更入手はできないだろうと半ば当てにしないで出かけたものです。
 幸いと言いますか場所によってはまだ入手可能な様でほっとしました。
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 富士急行の主力は京王5000系でこれまでにもマッターホルン号やエヴァンゲリヲン電車などのバリエーションがモデル化されていますが今回の富士登山電車は私にとっては本命だった編成です。
 実車そのものも前述のバリエーション車に比べてかなりスペシャリティ度が高く、内装のいじり加減などはこれがついこないだまで通勤電車だった車両かと疑いたくなるほどです。
 何しろカウンターやショーケースはもとより展望台や本棚までついていますし。
 小レイアウトでもそのスペシャル性は高いと思います。

 モデルですがいつもながら車体のレタリングの細かさには頭が下がります。これを自分で塗る事を考えるとこれだけでも製品化の有難味を感じさせる部分で(笑)
 このモデルはインテリアも専用の物を奢っており、他の車両では観られない特異なシート配列もきちんと再現されているのが一番のポイントと言えます。
 この点だけでも抜かりはありませんが、実車のインテリアが結構カラフルなだけに見ていると色差しをしてみたくなる衝動にかられます。
 また、この車両ほど人形を乗せるのが面白そうな車両もないのではないでしょうか(ポージングへの対応度が他車に比べて高い気がします)
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 それだけに動力化が何となく憚られてしまうのがこのモデルの辛いところです。
 元が京王5000なだけに「到底登山電車に見えない」問題(笑)もあるのですが、中身のスペシャル度が高いだけに当面は通常編成との併結で対応しようかと(実車はそんな使われ方はしていないことが多いのですが)
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 個人的な感想ですがこれだけ内装に凝った小編成の車両なので16番でモデル化しても面白い感じがします。

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

Eはみ猫
2014年05月18日 05:17
 ご無沙汰しておりました。富士急鉄コレは大変な人気だそうで、こうして富士登山電車を入手、ご紹介いただき、読者としても光栄であります!
 内装もバッチリ表現!同じ水戸岡鋭治先生デザインの貴志川線・たま電車の鉄コレは内装の表現がノーマルなことを思うと羨ましく思います…。
 おっしゃる通り、色差しや人形を乗せたりしたくなる一方、動力を入れるのももったいないくらいで、悩ましいモデルではありますが…。
光山市交通局
2014年05月18日 23:26
>Eはみ猫さん

 コメントありがとうございます。

 今回の富士登山電車は内装をここまで再現してくれているとは思わなかったので望外の収穫でした。

 どうかするとこのパーツだけ集めて喫茶店の内装にでも使いたくなる感じすらあります。