ジャンクの玉手箱から・ミニ蒸気機関車3題

 今回はジャンク箱のだぶり機種の話から。
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 これまた当然の様に入っていたミニトリックスとアーノルドのT3形タンク機。
 いずれも60年代終わり頃から70年代前半にかけて当時のNゲージャーの定番機種だった機関車です。

 私自身同形機をここ2年位の間に入線させる事ができましたが、外国形の中では比較的中古ショップで見かけやすい機種ではあります。
 でもまさかその両方ともが同じジャンク箱に入っているとは(笑)
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 この2機、プロトタイプは全く同じなはずなのにまるで別な機関車に見える所が面白い所です。
 アーノルドの方が実車のイメージに近いようですが、ミニトリックスもプロトタイプを離れてみる限りではそれほど悪い印象はありません。
 聞く所ではミニトリックスのT3は元々手押し玩具としてリリースされ(!)後に動力が内蔵されて同社初のNゲージモデルとして登場した経緯のあるモデルだそうです。

 その目で観れば結構いいディフォルメがされている感じもします。
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 さて、このジャンク箱のT3、アーノルドの奴はモータが抜かれて自走不能、ミニトリックスもかなり使いこまれていたらしくスムーズとはいかない走りでした。
 ただ、西ドイツ製のいいところで何分か鳴らし運転をすればそこそこスムーズに走ってくれます。
 アーノルドのも重連用トレーラーと割り切れば決して悪くはありません。
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 さて、小型蒸気と言うともうひとつ外せないのが76年リリースのトミーナインスケールのKSKタイプCタンク。
 やっぱりと言いますかこれも当然の様に入っておりました(笑)
 こちらは煙突が折れていたので最初はどうしたものかと思いましたが、幸い同じ箱の中に折れた煙突が落ちており割合楽にリペアできました。
 走行性はミニトリックスより良い位でそれなりに拾いものではあります。

 ところでこのジャンク箱からはもうひとつ大物の蒸気があったのですがそれについては次の機会に。
光山鉄道管理局
 HPです。


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