今月の古書から・「蒸気機関車スタイルブック」
今回は書籍のはなしです。
先日紹介した「ほろびゆく蒸気機関車」が叙情派の写真集とするならこちらはさしずめ「分析派」の写真集と呼べるかもしれません。
この手の写真集の老舗(笑)の機芸出版社の「蒸気機関車スタイルブック」
元々が模型製作の参考にする事を前提にした写真集なので余計な背景類は全くありません。
どのページを開いてもそこに出てくる蒸機はどアップの全体像。
長時間露出をつかったのか、隅々までピントが合った細部の描写は圧巻です。
とはいえ、本書の場合「機関車全体のイメージを捉えてもらう」事が最大の目的らしくもっと細部をチェックしたければ「蒸気機関車の角度」というディテーリング写真集も別個に出ているという親切さ。
(流石にどちらも最近は希購本扱いの様ですが)
更に殆どの形式については図面まで付属していますし、後半には明治期に活躍した蒸気や汽車会社のタンク機まで網羅している親切さ。
一種の「大人の絵本」としても十分に楽しめます。
惜しい事には今回入手した比較的新しい版(とは言っても1987年の版ですが)では私の好きなC52が取り上げられていない事です(惜)
光山鉄道管理局
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元々が模型製作の参考にする事を前提にした写真集なので余計な背景類は全くありません。
どのページを開いてもそこに出てくる蒸機はどアップの全体像。
長時間露出をつかったのか、隅々までピントが合った細部の描写は圧巻です。
とはいえ、本書の場合「機関車全体のイメージを捉えてもらう」事が最大の目的らしくもっと細部をチェックしたければ「蒸気機関車の角度」というディテーリング写真集も別個に出ているという親切さ。
(流石にどちらも最近は希購本扱いの様ですが)
更に殆どの形式については図面まで付属していますし、後半には明治期に活躍した蒸気や汽車会社のタンク機まで網羅している親切さ。
一種の「大人の絵本」としても十分に楽しめます。
惜しい事には今回入手した比較的新しい版(とは言っても1987年の版ですが)では私の好きなC52が取り上げられていない事です(惜)
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