ジャンクの玉手箱がもたらしたもの

 7月も半ばを過ぎもう今年も半分過ぎたなあと思いつつ感じている事を。
 今年の上半期は全くジャンク旋風が吹き荒れた感があります。
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 2月の「童友社のC58セット」も結構な衝撃でしたが5月のジャンク箱に至っては衝撃を通り越して気絶物でした。
 (あくまで私にとって…の話ですが)
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 それまでもレストアの素材として、或いは前に入手できなかった機種の補充程度の意味で年代物の旧モデルをちょくちょく入線させてはいたのですが一時にこれだけ大量に入線するとは思いませんでした。
 そうしたモデルと何カ月かお付き合いしているうちに私自身のモデルの嗜好も少しづつ変わっているのを実感します。

 この趣味の再開当時から最新モデルへのこだわりというのはあまりなかったのですが、細密化とそれに伴う高価格化・特定ナンバー機や特殊な編成が普通に量産品としてバンバンリリースされる現状に少し疑問を感じていた事も中古モデルの増加の要因のひとつの気がします。

 とはいっても最新モデルの中にも欲しい物はありますからそれなりに入線はさせています。
 ただ、最近は予約してまで欲しいモデルが少なくなっているのも確かですが。
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 そんな折にまるで爆弾の如く私の前に出現したのが件のジャンク箱でした。
 質的にはともかく量的なボリュームに驚かされましたが、それ以上に60年代~80年代のNゲージの歴史そのものを俯瞰した様な構成には強く惹かれました。
 ここまでの検品や一部のレストアはとても楽しい物でしたし、最新モデルの編成に入り混じって50年前のオモチャみたいな編成が快走する様に独特のワクワク感も感じる事ができました。
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 我ながら驚いたのはジャンクモデルを線路に載せて試走させるこの快感は最新モデルをレイアウト上で試走させるそれと全く同じだった事です。
 動きが硬かったりまともに走らない物まで結構あったにもかかわらずです。
 ましてやレストアで走りが復活したモデルを試走させるそれは最新モデルにない感動すら感じさせました。

 しかもそれがこの3カ月近く殆ど毎週末たのしめたのですから。

 こんな偶然はこれから早々ない(大体フリマで鉄道模型に当たる事自体大変な偶然ですし)と思いますが、それでもひとつの経験として得難いものだったと思います。
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 昨年の後半あたりから(この間紹介したEF65の一般色とかペーパーのクモユニ74とかがそうですが)新車のちゃんとしたモデルが既に出ている(しかも出来ははるかに良い)にも拘らずそれに手を出さずに自作や改造に拘る辺りにも最近の私の嗜好の変化が出てきている気もします。
 今回のジャンク箱はそうした傾向を加速させた気がしてなりません。

 まあ、いずれにしろ愉しめれば「趣味」としての役割は十分なのですが(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。17日に更新しました。


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この記事へのコメント

YANチョ
2014年07月20日 10:38
おはようございます。
日本の鉄道模型も,半世紀もの歴史が経過しました。
そろそろこの世界も世代的な考え方の相違が,はっきりして来た
気がしてます。根本的な物の捉え方が違うと言いましょうか?

まぁどちらにしても,それが同じ鉄道模型を楽しむという事には
変わりはないとは思いますが,そこからもう1歩2歩進んだ世界観を
見出せたら,より深みが増す様な気もしています。

漠然と続けるのは私的には経済的にもコタエますので(^_^ゞ)
光山市交通局
2014年07月20日 18:18
>YANチョさん

 ついこの間の様に思われていたNゲージも(今の規格になってから)50年目くらいになりましたね。
 
 ですがNの場合は世代ももちろんですが、環境的な要因によるジェネレーションギャップも結構ある様な気がします。
 具体的には76年のTOMIXの登場、96年頃のマイクロエースの参入による多品種攻勢、05年のジオコレ・鉄コレのヒットがそれぞれ節目だったのではないかと。

 いずれも「それ以前」と「それ以後」でファンの性格が断層的に変わったのではないかと考えています(良くも悪くも)

 これは日本ではNより歴史が長いHO(16番)ですら経験しない様な地殻変動だったと思います。
 
 で、最近は「骨董的なモデルへの執着」という流れが特に奥などを覗いていると感じられることがあります(但しこの点はまだまだ16番のそれに比べると可愛いものに見えますが)

 YANチョさんが仰る通り、踏み出せた世界観を個々がどれだけ掴めるかでこの世界ももう少し楽しいものになる気もしますね。