今月の中古車・マイクロのED71

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 今回も中古車ネタです。

 マイクロのED71。
 この機種は昨年夏にワールド工芸の同形が入線していますがワールドのが側面フィルターの形状の異なる3号機だったのでマイクロのとは同じ外見ではありません。
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 (上がマイクロ、下がワールドのモデル)
 それを別にしても片やブラスモデルの古典、片やいまどきのプラ造形と言う点で同形機でありながら素材の違いが明確です。

 また、以前の香港TOMIXのED70と比較しても中々興味深いモデルではあります。
 はめ込み窓を採用し、車体と窓の段差を最小にしていたり、プラ成形でありながらディテーリング表現に気を配った辺りはさすがに現在のモデルらしいと言えるものでした。
 一方でワールドのブラスモデルは素材のメリットを生かして可能な限り手摺類を別パーツ化する事で物理的なディテールアップを図っているのが特徴的です。
 2両を直接並べると量産品らしいすっきりした印象のマイクロ、殆どハンドメイドで設計者とは別に作り手の苦労が透けて見えるワールドの違いと言った所でしょうか。
 因みにワールドの場合は窓ガラスなし、ヘッドライト点灯なしと言う違いがありますがこれだけ細密感のあるモデルであれば意外に気にならない感じです。
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 香港TOMIXのED70とでは単純に設計時期の年代差がそのまま造形の差になって表れている印象で同列に論じる事自体が無理がある気もしますが、それでもTOMIXの方にも独特の味があります。
(上がマイクロ下がTOMIX)

 話をマイクロに戻すと、走行性はマイクロとして普通のレベルで不満はありません。

 東北線の仙台近辺を中心に活躍した交流機なので複数在籍しても気にならないのが今回入線のメリットのひとつではあります。
 やはりコキ50000辺りを中心にした貨物列車を牽かせたい所です。
光山鉄道管理局
 HPです。


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