ジャンクモデルの動力レストアに思うこと・2

 今回はジャンク品のはなしから。
DSCN9630.jpg
 今年の上半期を振り返ってみると自分でも驚くほどの偶然のせいで「骨董モデルのレストア」が無暗に多かった気がします。
 ジャンク玉手箱に象徴されますが「レストア素材が箱単位で大量入線した」要因も大きかったですがそれ以外にも童友社のプラモの様に元々鉄道模型でなかったモデルを動力化するとか、あり余っていたEF65をリペイント・ディテールアップすると言った工作もあって中々バラエティに富んだ工作が楽しめたと思います。
DSCN9575.jpg
 昨年のペーパー車体工作辺りからこの傾向に拍車が掛かっている気がしますが、これまでレイアウトやモジュールばかりやってきた身としては上手い下手のレベルは別として、これほど車両工作・それもレストアにはまり込むとは思いませんでした。
 これも例えばパンタとかカプラーの欠落辺りなら工作とも言えないレベルで交換できるのでそれほどでもなかったのですが、旧式で安かった事を幸い殆ど躊躇なく「動力を分解、組み直す」辺りまで行くと我ながら驚かされます。
DSCN9327.jpg
 以前から重ね重ね書いていますが80年代頃まで「Nゲージの動力は絶対分解厳禁」というのが常識だったためにこの歳になるまで動力の分解など殆どやらず、しかも組み直しで走りが改善する経験などもありませんでした。
 
 それを別にしても大枚はたいて購入した新車の動力をばらすのも心理的な抵抗が非常に大きい物があります。
 してみると動力レストアのブームはジャンク車の大量入線によって動力いじりの敷居がかなり低くなった要素も大きいと思います。
DSCN9437.jpg
 こういう楽しみはちょっと前まではぽちやポポンデッタ等の中古専門店が多い環境下の都会でないと出来ない楽しみでした(地方では不動品のジャンク自体がなかなか見なかったですし)
 ですが最近は以前と異なりNゲージならばかなり安い価格のジャンク品が地方のショップでも比較的容易に手に入りやすくなったのでそれほど素材に苦労しません(笑)
 
 して見ると鉄道模型の楽しみ方としては結構大穴の様な気もしてきています。
 あくまでも自己責任の範囲で、という但し書きがつくのですが動力のレストアは車両の自作や、どうかするとキットメークに比べても手軽ですし確実にスキルも身に付きます。
 何より「動かなかった車両が走りだした」という感動は結構劇的だったりします。
 (何をやっても全く動かなかった時の落胆も大きいのですが)

 ・・・などと書いていますが今回のはなしは「走りに問題のあるジャンク動力が大挙入線した事の負け惜しみ」の要素が大きいです。
 (汚れまくった車輪を必死に洗浄しつつ)
光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

この記事へのコメント