16番のTOMIX ED75

 今回は16番ネタです。
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 これまた中古ですがTOMIXのED75の出物がありました。
 天賞堂とかカツミ辺りのブラス電機に比べれば安いとはいえ、16番ともなれば結構な値段となる筈ですがこれはNの新車の75の2両分程度。
 なので中古の16番の機関車としてはかなり安価な部類です。

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 以前のKATOのC56の時がそうだったように「後付けパーツが殆ど取りつけ済み」だった事(つまり「手垢が付いている」)のが安価だった理由の様でした。
 とはいえ普段16番の後付けパーツの組み込みではN以上に死ぬ思いを繰り返している身としてはかなり有難いのですが。

 加えて私の現住地では実車のED75自体が居ませんので「地元での馴染みのなさ」という物も安さにつながった気もします。
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 こちらのED75、TOMIXのNゲージ仕様と比べるとバージョンアップ感が著しいのに驚かされます。
 この辺はKATOのそれに比べると特徴的な所と思います。


 ディテーリングはもちろんですが、全体の印象として機関車特有のマッス感、重厚感がNのそれよりも強く感じられ「ああ、16番のモデルを買ったんだ」という満足感が感じられるのです。
 同じ細密モデルでありながらKATOの16番機関車が(良い意味ですが)巨大化した細密Nモデルと言った趣の華奢さを感じさせるのとは異なる感覚でした。

 この印象を言葉で表現するのは非常に難しいです。

 モデルとしての印象把握も(特に前面窓の大きさの比率)は一部の16番メーカーのブラスモデルのそれよりも良好でした。
 付属パーツも新品の時点ではかなり豊富だったようでこれを見ていると「これ、全部自分で取り付けられただろうか」と不安になる位です。
 KATOのDD51なんかですらこれの半分位のパーツなのにかなり手こずりましたから(汗)

 ただ、軟質プラを使った手すり類は随所で曲がりを生じているので少し損をしているのも確かです。
 事によるとここは真鍮線か燐青銅線に買えた方がすっきりしそうな気もします。

 さて、肝心の走行性。
 一つ気になったのは台車枠の部分が実車に準拠する形で「首を振らない」構造なので急カーブのクリアに不安を感じる事でした。実際には700R程度のカーブではどうという事のないレベルでしたし、動力性能はスローのスムーズさはまったく16番サイズならではの美点な上にどことなくパワフルさすら感じさせる走りの質感を誇ります。

 おまけにこのED75は「機関士のフィギュアまで付いている」という驚異の親切設計(爆)
 この辺はNとの差別化が微妙にずれている気もします。
光山鉄道管理局
 HPです。


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