KATOの16番スハ43から

客車ネタのその3、今回は16番です。
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今回は16番の車両から。
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 先日中古ショップで見つけた物です。
 物はKATOのスハ43系客車。
 これまで16番の客車というと昔のNゲージのそれを巨大化させたような12系が3両あるっきりでイベント列車位しか組めなかったのでタイムリーな見つけものでした。
 スハ43系ならどうにかこうにかC52とかED70にも合いますし。

 値段は同じKATOのNゲージ客車と殆ど同額程度です。
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 とは言う物のいざ実際に箱から出してみるとこれまた「KATOのNゲージのスハ43を巨大化させたような」印象になっている所が面白いです。
 もちろん16番ですからディテーリングはNのそれとは比較になりませんし、特に台車周りの精密感は流石は16番。
 おまけに別パーツで「開きかけの窓」まで付属している親切さです。

 ですが全体の造形の印象が妙にカチッとしているところはNゲージのKATO製品のそれを思わせます。
 前のTOMYの12系はNゲージの12系(香港製)をそっくり拡大したまんまでしたが、こちらは「16番相当の細密感を出していながらNのKATO製品に近いポリシーでモデル化されている」という点で異なります。
 その意味では先日紹介したC56なんかに近いかもしれません。最もあちらは先に16番が出てからNがリリースされているのですが。
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 台車の転がりの良さは無類。この点では一部の16番専業メーカーよりも良好な感じです。

 いずれにしても最近増備著しい(それでいて安物ばかりですが)16番&HOの機関車の良いパートナーとなりそうです。

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