「鉄コレの電気機関車」東武ED5060に感じたこと
久しぶりに暇が出来たので行きつけのショップでかねて予約しておいた鉄コレの電気機関車を引き取ってきました。
第一弾の名鉄デキ100以来いつかはまた出るだろうと思っていた鉄コレの機関車ですが意外に待たされたような気もします。
デキ100の時は動力は電車と同じ動力ユニットを使っていたので今度もそうかと思っていましたが今回は専用の動力が同時リリースです。
そのせいもあってか他社の完成品ほどではないとはいえ動力ユニット込みだと結構な値段になってしまいます。
後述する購入後の手間を考えるとこれが高いと感じるか、これでもまだ安いと感じるかでかなりユーザーの意識の違いが出るかと思えます。
実際、私にとってもかなり微妙な値付けだったのは確かですし。
今回リリースされたのは三岐鉄道のED459とそのベースとなった東武鉄道のED5060のふたつですが予算の都合で両方という訳には行きません(汗)
当レイアウトでは比較的東武の車両が多く在籍している関係から今回はED5060の方を選びました。
私鉄のデッキ付きの電気機関車が鉄コレで出るとはこれまで考えても見ませんでしたが、実際モデルを手に取ってみると肝心のその手すり類はユーザーによる後付けに任される構造です。
早速私も取り付けに掛かりましたがパーツが細かいのでビギナーや年長者には結構難しそうです。
(この機種には同様に後付けで無線アンテナや汽笛などが付いていますが、手順から考えると先にこれを付けてから手すりに移った方が良いのではないかと思います)
実際私も手すりを一本飛ばしてしまいましたが予備パーツが同梱されていたので事なきを(汗)
カプラー交換でも一旦デッキ部を外してから行なう手順ですが、このパーツも取り付けが意外に渋かったです。
いずれにしてもこれまでの電車系鉄コレのようにイージーな訳には行かない事は予め知っておいた方が良いと思います。
ですが手すりを付けてしまえばスカート周りのディテーリングがしっかりしているので意外なほどの細密感があります。
ですが動力化に伴いアーノルドのカプラーを装着してしまうと一気に雰囲気がスポイルされるという意外な弱点も感じました。
標準状態では両方ダミーカプラーですがアーノルドに交換する際にスカートの一部のパーツが欠き取られてしまう事が主な理由です。
これまで私が機関車を入線させる折には汎用性を最優先してアーノルドを標準で装備させているのですが、今回ばかりは片方のみに留めました。
この辺りも従来の鉄コレとは異なるポリシーを感じます(従来なら片方は大概の場合アーノルドでしたし)
同時購入した動力ですがこれまでの鉄コレのそれよりもやや複雑な構造(サイズに余裕がない)らしくスムーズさで他より一歩譲る印象でした。
ですが余程の超スローを試さない限りはこれも許容範囲でしょう。台車間のホイールベースも短いので140Rは余裕でクリアしますし。
これを買う時にショップのご店主なども話されていましたが、専用のユニットまで出した所から見ても今後鉄コレで電気機関車が続々リリースされる可能性はかなり高そうに思います。
個人的な予想ですが30年ほど前に旧しなのマイクロがリリースしていたED級の箱型車体の旧型電機群とかが候補に挙がるのではないかと。
まあ、それが実現しないまでも今回の動力ユニットの登場でこれまで既存のモデルの動力をコンバートするしかなかった電気機関車の自作の敷居はそれなりに低くなった気がします。
実際、これを見ていると(これで何か作れないかな)と思ったりしましたし(汗)
そう思えば自作派、工作派(特に私の様な発想だけで腕の伴わない層w)にはこのユニットだけでも朗報といえるかもしれません。
光山鉄道管理局
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第一弾の名鉄デキ100以来いつかはまた出るだろうと思っていた鉄コレの機関車ですが意外に待たされたような気もします。
デキ100の時は動力は電車と同じ動力ユニットを使っていたので今度もそうかと思っていましたが今回は専用の動力が同時リリースです。
そのせいもあってか他社の完成品ほどではないとはいえ動力ユニット込みだと結構な値段になってしまいます。
後述する購入後の手間を考えるとこれが高いと感じるか、これでもまだ安いと感じるかでかなりユーザーの意識の違いが出るかと思えます。
実際、私にとってもかなり微妙な値付けだったのは確かですし。
今回リリースされたのは三岐鉄道のED459とそのベースとなった東武鉄道のED5060のふたつですが予算の都合で両方という訳には行きません(汗)
当レイアウトでは比較的東武の車両が多く在籍している関係から今回はED5060の方を選びました。
私鉄のデッキ付きの電気機関車が鉄コレで出るとはこれまで考えても見ませんでしたが、実際モデルを手に取ってみると肝心のその手すり類はユーザーによる後付けに任される構造です。
早速私も取り付けに掛かりましたがパーツが細かいのでビギナーや年長者には結構難しそうです。
(この機種には同様に後付けで無線アンテナや汽笛などが付いていますが、手順から考えると先にこれを付けてから手すりに移った方が良いのではないかと思います)
実際私も手すりを一本飛ばしてしまいましたが予備パーツが同梱されていたので事なきを(汗)
カプラー交換でも一旦デッキ部を外してから行なう手順ですが、このパーツも取り付けが意外に渋かったです。
いずれにしてもこれまでの電車系鉄コレのようにイージーな訳には行かない事は予め知っておいた方が良いと思います。
ですが手すりを付けてしまえばスカート周りのディテーリングがしっかりしているので意外なほどの細密感があります。
ですが動力化に伴いアーノルドのカプラーを装着してしまうと一気に雰囲気がスポイルされるという意外な弱点も感じました。
標準状態では両方ダミーカプラーですがアーノルドに交換する際にスカートの一部のパーツが欠き取られてしまう事が主な理由です。
これまで私が機関車を入線させる折には汎用性を最優先してアーノルドを標準で装備させているのですが、今回ばかりは片方のみに留めました。
この辺りも従来の鉄コレとは異なるポリシーを感じます(従来なら片方は大概の場合アーノルドでしたし)
同時購入した動力ですがこれまでの鉄コレのそれよりもやや複雑な構造(サイズに余裕がない)らしくスムーズさで他より一歩譲る印象でした。
ですが余程の超スローを試さない限りはこれも許容範囲でしょう。台車間のホイールベースも短いので140Rは余裕でクリアしますし。
これを買う時にショップのご店主なども話されていましたが、専用のユニットまで出した所から見ても今後鉄コレで電気機関車が続々リリースされる可能性はかなり高そうに思います。
個人的な予想ですが30年ほど前に旧しなのマイクロがリリースしていたED級の箱型車体の旧型電機群とかが候補に挙がるのではないかと。
まあ、それが実現しないまでも今回の動力ユニットの登場でこれまで既存のモデルの動力をコンバートするしかなかった電気機関車の自作の敷居はそれなりに低くなった気がします。
実際、これを見ていると(これで何か作れないかな)と思ったりしましたし(汗)
そう思えば自作派、工作派(特に私の様な発想だけで腕の伴わない層w)にはこのユニットだけでも朗報といえるかもしれません。
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この記事へのコメント
そんな細かなパーツが付いてくるのですかぁ・・盲点でした。
こういった車両が発売されること自体以前では考えられなかったことですから、それなりの値段になっても仕方ないと思います。
鉄コレも最初の頃とはだいぶ変わってきましたね。仕方ないと言うべきなのか、鉄コレよお前もかと言うべきなのか・・・
私もよもやデッキ手すりを自分でつけるとは思いませんでした(笑)
動力ユニットについて言うなら前のデキ100の場合は片側駆動なのに対して今回のは全軸駆動という違いがあるのでコストアップはやむを得ない気がします。
前面窓のワイパーがモールドされる等、初期に比べると鉄コレも細密志向が強まってきていますね。
初期の頃の手軽さ、それに伴う車体が改造のネタに使いやすいというメリットはずいぶんと薄れてしまっていますが、一方でGM辺りよりも動力ユニットが容易に手に入る様になっている点などは評価されていいと思います。