フライッシュマンのBR38(国鉄8800)蒸気機関車

今回は外国形中古モデルから。
 フライッシュマンのDB38型蒸気。同形のモデルのHOバージョンは以前紹介した事がありますが、今回入手できたのはNの仕様です。

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 これについては昨年秋のクラブの運転会で紹介した事がありますが、国鉄8800型蒸気のひな型となった経緯のあるドイツの蒸気機関車です。
 実際、これが輸入された大正初期には英国型、アメリカ形、ドイツ型の蒸気が蒸気機関車の国産化サンプルとして随分いろいろなタイプが輸入され一種百花繚乱の様相を呈していました。
 ドイツ型らしい質実剛健さと精密さを併せ持ったデザインはHOでも十分魅力的です。

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 昨年辺りにこれと同じモデルをクラブのメンバーの持ち物として見せてもらった時にはなかなか良い感じのモデルという印象だったので少なからず羨ましいと思ったものです。
 ですが、それから9カ月ほどして同じモデルがエバーグリーンショップの店頭にあるのを見つけた時は結構驚きました。
 しかも値段も日本型蒸気のそれと大差ない(と言うかむしろ安い)のは購入を決断させるには十分です。
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 こうやって私の財布は日々痩せて行きます(大汗)

 ただ、安いだけあって「走行時に空転しやすい」との但し書き付きです。
 帰宅後の再チェックでは動力のあるテンダーの車輪のゴムタイヤが経年劣化しており車輪の直径が総体的に小さくなった事が空転の原因の様です。
 このブログにお付き合い頂いている方にはご記憶の向きもあるかと思いますが、これと同じトラブルは昨年中村精密のC51で経験済みです。

 
 その時のレストアの経験に照らし合わせるならゴムタイヤ部の交換か、駆動輪の順番を差し替える事で多少改善すると思われます。
 どの方法を使うかは今後の課題ですが。

 外見上はデフを撤去し、動輪を塗り替え、大型のヘッドランプを付けるだけでもかなり8800に近い感じにはなりそうです。但しテンダーは恐らく国産の3軸と思われるのでそのままでは適合できないのですが、何しろテンダードライブ機ですからそこは割り切るしかないでしょう。

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 尤もそのままでもスハ32系辺りとはよく似合います。
光山鉄道管理局
 HPです。


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