大レイアウトを考える・「パノラマな通過風景」に憧れる
先日の運転会でふと感じた事から

この間の運転会の動画をこのブログでも挙げましたがその動画の中ほどに「新幹線のフル編成がモジュールの端から端までを通り過ぎる」というのがあります。

文字通りけし粒ほどに見える列車が徐々に迫ってきて目の前を一気に通り過ぎる。
あるいは逆に目の前を通過した列車が速度を緩めることなくけし粒の様になるまで見送る。
正に子供の頃に列車が目の前を通るのを眺めたのと同じようなワクワク感のあるカットでした。
この感覚をNゲージの模型で感じる事が出来たというのはそれなりに感動であります。
これまでの運転会では結構走らせるのにせわしかったりして中々こういう気分を感じる事ができなかった気がします。
全くなんで今までこの快感に気付かなかったのか。
さて、こうしたスケール感のあるカットは小レイアウトでは実現不可能なモジュールレイアウトならではのものです。
殊にこの動画の舞台となっているのは9枚のモジュールをつなぎ合わせて一続きの風景にしたヤードの風景(この部分だけで全長は8メートルを超えます)が中心ですから尚更スケール感がある訳です。
思えば実際に列車を眺めて楽しんだ思い出と言うのは正にこの「余韻のある通過風景」そのものが原点と思えます。
恐らく鉄道ファンなら誰しもがそうでしょうし、実車を眺める時には必ずと言って良いほどそうした時間の流れを経験している筈です。

現に「ただ列車を留置している」だけの絵面ですら「フル編成最後尾のまだ先に直線がある」というだけで相当なパノラマ感、スケール感を感じます。
ですがNゲージですら模型という形でこれを表現しようと思ったら今回の経験から言っても10メートルくらいの差し渡しが必要という事になります。
Nでさえそうですから16番以上となるとこれは想像を絶するレベルです。Zゲージですら5,6メートルは使うでしょう。

もちろん、そんなのは個人のレイアウトでは夢物語に近いですし、レンタルレイアウトでもよほど大きい物でもないと不可能でしょう。
ですが、この快感はこれまでちまちまとモジュールやら個人のレイアウトやらを作っているうちに忘れかけていた感覚だったとも言えます。
たまには模型の世界でもこんな風にフル編成がけし粒ほどに小さくなるまで遠ざかって行くような豪快な経験をして見るのも悪くないかもしれませんね。
光山鉄道管理局
HPです。

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文字通りけし粒ほどに見える列車が徐々に迫ってきて目の前を一気に通り過ぎる。
あるいは逆に目の前を通過した列車が速度を緩めることなくけし粒の様になるまで見送る。
正に子供の頃に列車が目の前を通るのを眺めたのと同じようなワクワク感のあるカットでした。
この感覚をNゲージの模型で感じる事が出来たというのはそれなりに感動であります。
これまでの運転会では結構走らせるのにせわしかったりして中々こういう気分を感じる事ができなかった気がします。
全くなんで今までこの快感に気付かなかったのか。
さて、こうしたスケール感のあるカットは小レイアウトでは実現不可能なモジュールレイアウトならではのものです。
殊にこの動画の舞台となっているのは9枚のモジュールをつなぎ合わせて一続きの風景にしたヤードの風景(この部分だけで全長は8メートルを超えます)が中心ですから尚更スケール感がある訳です。
思えば実際に列車を眺めて楽しんだ思い出と言うのは正にこの「余韻のある通過風景」そのものが原点と思えます。
恐らく鉄道ファンなら誰しもがそうでしょうし、実車を眺める時には必ずと言って良いほどそうした時間の流れを経験している筈です。

現に「ただ列車を留置している」だけの絵面ですら「フル編成最後尾のまだ先に直線がある」というだけで相当なパノラマ感、スケール感を感じます。
ですがNゲージですら模型という形でこれを表現しようと思ったら今回の経験から言っても10メートルくらいの差し渡しが必要という事になります。
Nでさえそうですから16番以上となるとこれは想像を絶するレベルです。Zゲージですら5,6メートルは使うでしょう。

もちろん、そんなのは個人のレイアウトでは夢物語に近いですし、レンタルレイアウトでもよほど大きい物でもないと不可能でしょう。
ですが、この快感はこれまでちまちまとモジュールやら個人のレイアウトやらを作っているうちに忘れかけていた感覚だったとも言えます。
たまには模型の世界でもこんな風にフル編成がけし粒ほどに小さくなるまで遠ざかって行くような豪快な経験をして見るのも悪くないかもしれませんね。
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