給水塔ネタ・おかわり(笑)

 秋葉で見つけた機関区アイテムその4です。

 実は今回買った4つのアイテムの中で一番最初に使えそうなのがこれだったりします。
 前述した機関庫同様にしなのマイクロから出ていた「給水塔(またです)」

 これだけ給水塔ばかり買っていたら鉄コレならぬ「給水塔コレクション」が始められそうな気もしますが(笑)
 前述の機関庫は大絶賛物の出来栄えだったのですが、給水塔は同じメーカーから出たとは思えないほどしょんぼりした出来です。
DSCN5989.jpg
 物がまず小さい。前述のシバザキはもちろんジオコレやKATOのそれと比べても半分以下(体積でも2分の1か3分の1位)です。
 しかもこの給水塔、金属のむくの一体成型なのでまるで「文鎮を思わせる重さ」を誇ります(笑)

 実際サイズ的にも文鎮として使えそうな代物だったりします。
 表面のモールドも上述の他社製品に比べると大雑把な感じで模型と言うより民芸品のノリを感じます。

 と褒め言葉とも悪口とも付かない書き殴りをしてしまいましたが(汗)それでもこの給水塔だけは購入時に既に行き先を決めていました。
DSCN5990.jpg
 実はミニSLレイアウトの棚幡線にもジオコレの給水塔が鎮座しているのですが小型タンク機関車主体の棚幡線に使うにはあまりに大袈裟すぎ、どうにかならないかとかねて考えていた所でした。
 今回のしなの製給水塔はサイズ的には逆にやや小さすぎる気もしないではないのですが小型機との組み合わせには好適に見えます。

 ただ、こいつも構造上スポートは必須ですが。

 もしそれが駄目だったとしても「文鎮」として使えるので決して損はないと思います。
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

かきたまじる
2014年12月13日 09:47
しなのマイクロの完成品やキットの中では碓井れんが橋とともに比較的数多く作られたものです。たしか水色の小箱に入っていたはずです。小さい理由は、土臺部分を鋳造するときのヒケの量が大きすぎるからだと思います。またもし1.5倍の大きさにすれば、3倍以上の材料が必要となって高くなり、とても売れないと思ったのでしょう。真鍮エッチング板で作れなかったのは、とくに上部の円形部分の角やポンプ室の入口部分をきっちり仕上げるのが大変だったからではないでしょうか。さすがにしなのマイクロ製だけあって、水槽の側面の微妙な色あいにこだわりも感じます。水槽上面はただの黒染めで、小傷も入りやすく、やや力不足という印象の仕上げです。なぜ屋根をマットブラックにしなかったのかは実物が金属という想定なのではないかと思います。小さいですが、ストラクチャーでは許されると思います。記憶が正しければ、非常に多くの種類があるヨーロッパ製のHOの建物では、1/87ではなくその2/3ぐらいだと思います。立体的に配置されるのであまり気になりません。これは金型の費用の問題かとも思われます。写真に写っているBタンクは珍しいものをお持ちですね。ハノーバーのモデルはあまりなかったと思います。
光山市交通局
2014年12月14日 20:34
>かきたまじるさん

 仰る通り水色の小箱に入っていました。機関庫に比べると無闇に小さく「法人の印鑑」を思わせる箱ですね(笑)

 このサイズは私個人では非常に好ましいと思います。他の製品が軒並み大きなサイズしかないのでむしろその意味では貴重ですね。

 海外ストラクチャーはHOだけでなくNでも一般建造物を中心に小さめに作る傾向がありますね。列車の背景として使われる事が多いのでむしろその方が自然な気がしますが、最近のジオコレなどはリアルサイズというか無闇に大きなものも多く少し困らされます。

 アーノルドのT2はごく最近中古を入手できたものです。この種のBタンクは殆ど欧州メーカーの独壇場ですね。
かきたまじる
2014年12月14日 22:26
童友社のノイシュバンシュタイン城は1/220ぐらいだったと思いますが、遠くの丘の上に飾るとそれらしく見えると思います。アーノルドのBタンクはウォームホィールが金属なので、耐久性は抜群です。この点、ミニトリックスのT3は消耗品という感じです。アーノルドのT2はほとんど出会うことはなく、古くからあるモデルですが、あまり多くの数が作られなかったのでしょうか。Bタンクではイベルトレンのものもなかなか良い形をしていますが、これは売られているのを見たことがありません。童友社で思い出しましたが、機関車セットにはプラ製のレール一式が含まれていましたが、これもロンスターの最終製品をまねた企画だと想像しています。どの程度共通点があるのかは具体的に突き合せたことがないのでよくわかりません。
光山市交通局
2014年12月16日 23:23
>かきたまじるさん

 最近購入した中古アイテムにファーラー製の古城があるのですがNスケールという割にはかなり小ぶりでレイアウトの遠景用と言った趣でした。

 まあ、これ位の規模の城をフルスケールで出されても困るだけですが。その辺りの見極めと割り切りが欧州のメーカーは非常に上手いと思います。

 アーノルドのT3は形態上は実物に近い感じがしますが慣らし運転で調子に乗るまでがミニトリックスよりも長い印象です。T2の方は聞いた限りではかなりバリエーションが多いモデルの様ですがなかなか出物に当たりません。個人的には機関車側でカプラーの解放操作ができるタイプに興味がありますがこれが又見つかりませんね。
かきたまじる
2014年12月17日 00:13
シンプレックスカプラー付のアーノルドのT2はかなり生産期間が限定されていました。走行し出すときに自動的に一方のカプラーが持ち上げる仕掛けで機構的にもうまく考えられています。V200などの他の機関車にも一部にこのカプラーを備えたものがあります。元の箱があれば、側面の品番のところではなく、必ず表側にその旨印刷された厚紙が添えられているはずです。T2のバリエーションで最も珍しいのは煙突の先端が膨らんでいる形のものです。緑色のものもかなり珍しいですが、これには生産時期を大きく隔てた新旧の2種類あり、下回りの赤色の配色が大きく異なります。新しい方はハノーバーの有名模型店の特注品でした。また10年ぐらい前でしたでしょうか、紙箱入りで青い色のものも生産されました。アーノルドが傾いた後の製品なので、豚鼻のレールバスの緑色とクリーム色のものなどと同様に、数が少なくまたすべての模型店には出回っていなかったと思われます。たまたまでしょうか、これらはドイツ北部の島の鉄道で使用されたものであるという共通点があります。アーノルドのT2はミニトリックスのT3よりもはるかに安定して走るというのが私の印象です。T3の方が同じ電圧で走る速度は速かったと思います。