今月のジャンク車から・エンドウの近鉄3000系

 先日の戦利品から
DSCN0767.jpg
 ジャンク電車からちょっとした掘り出し物を。
 エンドウの近鉄3000系の3両セット。

 奥などを見渡してもなかなか出物を見ないか、たまに出ても空恐ろしい値段になるという代物で興味はあってもこれまで手を出せなかった機種です。
 今回はパンタ欠落、相当なクタビレ感のせいか1両当たり800円強(動力車含)ので物を見つけられました。

 近鉄3000系に関しては前にも紹介したようにGMのキットでそれらしいのを製作中でしたがそろそろ組み立てにかかろうかという時にエンドウ仕様を見つけたとは。
 まったくなんと間の悪い事か(笑)

 とはいえ今回のエンドウ版についてはモデル自体が相当にくたびれているのでGMと並び立つうえで問題も少ない気もします。
DSCN0803.jpg
 動力の方はエンドウらしく繊細さに欠ける物のタフな走りでした。
 これはどうにか許容範囲です。

 ですのでレストアの重点はもっぱらボディワークです。

 まず車体自体を水洗い。ブラスボディでメッキ処理された車体ですので剥離に気を付ける必要がありますがそれでも慎重にやればどうにか見られます。
 欠落しているパンタですがとりあえずの暫定処置として同じ下枠交差式のTOMIXのED79用を代用しています。
 GM版の組み立て時期を目途に純正パンタに振り替える予定ではいます。

 ここまでの構成、何だか「クラシックカーディーラーズ」みたいです(汗)
光山鉄道管理局
 HPです。一昨日「車両の紹介」一部更新しました。


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この記事へのコメント

かきたまじる
2014年12月17日 00:45
これまた珍しいアイテムですね。エンドウの私鉄シリーズの最初の製品ではなかったかと思いますが、ビスタカーとどちらが早かったかほとんど記憶にありません。3000系はセロハンに包まれておらず、ビスタカーはセロハンで包まれてないものと包まれたものとがあるので、3000系の方が早いかほぼ同時期と考えるのが妥当なようです。カタログや価格一覧を調べれば即座にわかると思います。メッキ部分がくすみやすいですが、丹念に擦ると元の輝きを取り返すと思われます。磨くのはカメラ用で人工の”セーム皮タイプ”がベストで、作業も楽なはずです。ただし端部はこの車種に限らず、都営などでもメッキの質が悪く磨いても荒れた部分はそのままです。パンタはビスタカーと同じではなかったでしょうか。このパンタはとくに集電靴部分が折れやすいので、たしか5個入りで部品としても販売もしており、売れ残っているのをよく見ましたので入手のチャンスはまだあると思います。しなのマイクロのD級機キット用の別売りパンタと同様に、上が透明、下がクリーム、スポンジが水色のプラ製の小箱で、上に赤のエンドウマークと品名が書かれたステッカーが貼ってあります。近鉄3000はメッキにさらにマルーンの印刷がなされており、KEYブランドで出されたドッグノーズの各バ―ジョンのうち、サンタフェ旅客色を仕上げるための予行演習的な位置づけの製品と考えています。印刷はかなりお粗末でドイツ製の印刷機の性能もあまり発揮できていないようでムラが目立ちます。
光山市交通局
2014年12月18日 18:17
>かきたまじるさん

 私の記憶ではビスタカーはエンドウの私鉄電車の第一弾だったと記憶しています。
 その後、スナックカーやあおぞら号など妙に近鉄づいたラインナップが続いていましたがこの3000系と前後して都営地下鉄の10-000が出たと思います。

 エンドウのメッキ車としては以前にキハ35を入線させていますがそれに比べても今回の3000系のボディはコンディションは良いとは言えません。
 セーム皮の磨き出し、アドバイスありがとうございます。早速やってみます。