鉄道コレクション第20弾のクモル145
先日も紹介しました鉄道コレクション第20弾から。
前にも書いた通り今回のラインナップの一番の注目株は何と言ってもクモル145とクル144の事業車です。
これが量産プラ製品で出たというだけでも結構すごい事なのに専用の動力ユニットもリリースされ簡単に自走できるというから驚きも二倍と言った所でしょうか。
実車は101系ベースで改造された新性能配給車という位置づけだそうでモデルでよく見かける旧国改造タイプのそれに比べるとなかなかクリーンな印象を受けます。
車体自体の造形もプラ製品のメリットを生かしやすい新性能車(雨どいが無いので肉厚が目立ちにくい)ゆえなかなか好感が持てます。
このモデル様に新調された動力ユニットは片側にモータとギアを内蔵させ台車ごと首を振る鉄コレとしてはかなり思い切った構造です。ワールドの配給車の動力も似た様な構造ですがこちらは台車がかなり豪快かつ確実に首を振る事ができるのでワールドでできなかった140Rミニカーブのクリアが難なくできるのが嬉しい部分です。
なお駆動は片側なのですが配線がシャシにプリントされた形式なので集電は4軸から行なえるのもよく考えられた構造と思います。また小さいながら後部にウェイトを装備できるのも(効果のほどはともかく)頑張っている所と思います。
早速動力化して試走しました。
動力の特殊さからフライホイールが無いそうなので他車ほどにスムーズという訳ではないのですがそれでも構造を思うとかなり良く走る部類と思います。
尤も長編成の牽引に使うには少し無理がありそうですが。
それにしてもこのユニット、かなり応用範囲が広いと思います。
無蓋電車はもちろんですが扉を開いた状態の事業車や特殊な長さの車両にも使えるでしょうし、やり様によってはユーレイの動力やテンダードライブの蒸気の動力にも応用できそうな気もします。
その意味では工作派にとっても福音ではないかと思います。
できるならこのユニットだけでも容易に入手できるようになってくれると有難いですが。
光山鉄道管理局
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前にも書いた通り今回のラインナップの一番の注目株は何と言ってもクモル145とクル144の事業車です。
これが量産プラ製品で出たというだけでも結構すごい事なのに専用の動力ユニットもリリースされ簡単に自走できるというから驚きも二倍と言った所でしょうか。
実車は101系ベースで改造された新性能配給車という位置づけだそうでモデルでよく見かける旧国改造タイプのそれに比べるとなかなかクリーンな印象を受けます。
車体自体の造形もプラ製品のメリットを生かしやすい新性能車(雨どいが無いので肉厚が目立ちにくい)ゆえなかなか好感が持てます。
このモデル様に新調された動力ユニットは片側にモータとギアを内蔵させ台車ごと首を振る鉄コレとしてはかなり思い切った構造です。ワールドの配給車の動力も似た様な構造ですがこちらは台車がかなり豪快かつ確実に首を振る事ができるのでワールドでできなかった140Rミニカーブのクリアが難なくできるのが嬉しい部分です。
なお駆動は片側なのですが配線がシャシにプリントされた形式なので集電は4軸から行なえるのもよく考えられた構造と思います。また小さいながら後部にウェイトを装備できるのも(効果のほどはともかく)頑張っている所と思います。
早速動力化して試走しました。
動力の特殊さからフライホイールが無いそうなので他車ほどにスムーズという訳ではないのですがそれでも構造を思うとかなり良く走る部類と思います。
尤も長編成の牽引に使うには少し無理がありそうですが。
それにしてもこのユニット、かなり応用範囲が広いと思います。
無蓋電車はもちろんですが扉を開いた状態の事業車や特殊な長さの車両にも使えるでしょうし、やり様によってはユーレイの動力やテンダードライブの蒸気の動力にも応用できそうな気もします。
その意味では工作派にとっても福音ではないかと思います。
できるならこのユニットだけでも容易に入手できるようになってくれると有難いですが。
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この記事へのコメント
動力機構はよく考えてあるようですね。こちらも手配せねば(笑)
これが簡単に走らせられるとは夢のようですね♪
「まさかこんなのまで出すとは!」というサプライズも含めて今年の棹尾を飾るモデルだったと思います。
モータを台車の真上に置き、首を振りながら片側台車を駆動する構造の動力ユニットは他にGMとワールド工芸から出ていましたが鉄コレのそれは走行性能で圧倒しています。
しかもそれがこれほどお手軽に手に入るとは非常に凄い事だと思いますね。
その動力ユニットもかなりの優れモノとのことで、記事を拝読して更に驚いております。
応用範囲について着目されるトコロがさすが工作派の管理人さまですね。
コメントありがとうございます。
最初の鉄コレの動力が片側駆動でリリースされた時、当時のTOMIXの技術者に見てもらったところ「これではちゃんと走らないのではないか」と言われた事があると何かの本で読んだことがあります。
それから10年近くを経てあれよりもっと難しい動力を物にしたのですから大したものと思います。