オリエント急行殺人事件とC58のはなし

 実を言いますと、放映当日のEPGを見るまで存在自体知らなかった(恥)三谷幸喜版「オリエント急行殺人事件」
 最近CXの昼枠で妙に古畑任三郎のリピートを見かける事がが多いと思っていたのですがそういう事だったのかと今更ながらに不覚を覚えました(大恥)
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 そんな訳で放送2時間前という私としてはぎりぎりのタイミングで急遽録画をセットして先ほどまで第一夜を視聴していました。
 
 シドニールメット版の劇場版は今でも年に何度かは観返しますし、文庫版は訳の微妙に異なる各社の物を何冊か買っているという位個人的に思い入れのある作品です。
 それを別にしても先日もCSでデビッド・スーシェ版のポワロによる「オリエント~」を観たばかりなのですので最近妙にオリエントづいているうちのテレビです。

 原作を日本初の豪華寝台特急「東洋」という設定に切り替えて展開する三谷版ですが原作を読んだ人ならどこかで必ず吹き出すこと必至の「無理のある登場人物のネーミング」とか殆ど普通の日本のドラマの感覚からすれば殆ど怪演という言葉がぴったりの野村萬斎の「勝呂探偵」とか、ドラマというよりも舞台劇の感覚に近い雰囲気でそのつもりで観れば個人的には悪くありませんでした。
 第一夜を見る限りでは舞台設定の変更を別にすれば台詞の一つ一つに至るまでかなり原作に忠実な展開と演出を心がけておられる様で割合安心して観ていられる内容でした。

 さて、このブログが鉄道模型をネタにしている以上見どころの一つは列車描写です。

 冒頭で下関駅から乗客が乗り込むシーンはシドニールメット版の映画のそれを髣髴とさせるものでおそらく意識的にシチュエーションをなぞったのでしょう。
 実際の特急でホームではなくタラップから直接客が乗り込むというのはあの当時でもそうそう無かった気がしますが、ホームから同じ平面上の列車に乗り込むのは今ひとつ雰囲気が出ない気もしますし。
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 そして列車の出発シーンを見ていきなり仰天したのは先頭に立つロコが何と「C58239」だった事です(笑)
 この間私も乗った「SL銀河」の牽引機にしてその前は30年以上故郷の交通公園の展示車となっていた馴染み深いロコでした。

 この際、時代的に「昭和8年にはC58はなかった」とか「特急クラスの豪華列車をC58が牽いているのはおかしい」とか「新幹線よりも室内が広そうな食堂車」とか言った無粋なつっこみは止めにしましょう(あら、私が一番おばかな事を書いている気が汗)
 第一それを言い出したら「東洋」なる豪華列車自体が架空の存在ですし。
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 吹雪の中を突き進む列車の描写、や関が原での立ち往生のシーンは周囲の山の感じなどから見て釜石線か山田線でロケーションされた物の様に見えます。
 見える山並みに故郷で観る様な妙な親近感(笑)が感じられるのでそう書いたのですが今の時点ではSL銀河自体がオフシーズンなので、どこかほかの線区でとられている可能性も否定できません。

 それより気になるのがそのC58に牽引されている客車です。
 CGなどの合成でないと仮定した場合既存の車両をベースに改造された車両という事になりますがとっさに種車が想像できません。事によるとオハ50系の小窓仕様(オハ51?)とも考えられますが確信はありません。
 アップのシーンなどでは実物大のセットを組んでいるのは分かるのですが。

 第2夜では犯人の側から描かれる再構成ストーリーだそうで、言われてみればそういう展開での映像化はついぞ見なかった気がします。その意味でも楽しみではあります。
(実はこれを書いている時点で第2夜を観ていません)


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