今年最初の懐かしアイテム・ナインスケールの基本セットから。

 今年最初の骨董アイテムから、当時の思い出も含めて書きます。

 トミーナインスケールのCタイプディーゼル旧国鉄塗装、40年前に購入していた最初のモデルはその後紛失したまま数年かけて探しても見つからず諦めに近い形で三ツ星商会版の同形機の中古で車籍復活させたことは前にお話しした通りです。
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 ところが先日近所の中古ショップを覗いた折にまさしくナインスケールのCタイプディーゼルの旧国鉄色を見つけてしまいました。
 ・・・ただし「ナインスケールの基本セット」で。

 コレクターズアイテムと考えるなら高くはないかもしれない値付けだったのですがセット物だけに出費を躊躇させられるものがありました。
 自分自身にはコレクターの資質は薄いですし、どんなレア物であっても「まず走らせる、使い倒す」のを旨としているので走行性が未知数のモデルに手を出すのは結構な賭けです。
 (とか言いつつ昨年は5月の休みにフリマで大散財しているのですが)
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 秋葉原の場合と違ってうちの近所ですから悩む時間はたっぷりあったので(笑)10日くらい悩みましたが(その間に小遣いをセーブしたのは言うまでもありません)結局買ってしまいました。
 よく考えたら昨年春に入線させたKATOのDD16ラッセルヘッド付と大差ない価格だったのですが。

 余談ですが、実を言いますとナインスケールのセット物というのはこの趣味に入ってこの方実物を見た事が殆どありません。
 趣味を始めた頃は田舎の事とて高額なセット物を売る模型店がほとんどなかった事もありますが、1,2年ほどでTOMIXが登場しナインスケール規格の線路や周辺機器が一気にバトンタッチしてしまった事が大きかったと思います。

 ですのでこのセット自体は以前の童友社のC58セットと異なり懐かしさよりも珍しさの方が先に立ちます。

 ですが、まずは肝心の機関車から。

 Cタイプディーゼル機関車はナインスケールが最初ですが既述の通りのちに三ツ星商会や河合商会などに引き継がれて連綿と続くN機関車の最古参モデルです。
 ただし前記の3つのブランドのそれぞれで動力ユニットの構造が異なり外見は同じなものの中身はメーカーによって違うという面白いモデルでもあります。

 このセットのモデルはキャブ窓が向こうまで素通しになっているのがナインスケールならでは(?)の特徴です。
 走行性は河合ほどにはスムーズではありませんが慣らしをしてやればそこそこ走ってくれます。
 キャブにある社紋も外見上ナインスケールを見分けるポイントらしいですが当然それもしっかりついています。

 このロコが牽くはこれまたナインスケールの二軸貨車3両。コム1、トム50000、ワム23000がセレクトされています。
DSCN0274.jpg
 短いながらも貨物列車っぽさが感じられる組み合わせで悪くありません。
 このセット、チェックすればするほど発見のあるものだったので続きは次回以降に。

光山鉄道管理局
 HPです。


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