鉄道コレクション第20弾のクモヤを比較する

 今回も鉄道コレクションの第20弾絡みのはなしです。

 以前も触れたとおり今回のラインナップはかなり他社との競合車種が見られるのが特徴ですが、その中からクモヤ145を取り上げます。

 比較対象は同じクモヤでも143の方ですが145とは外見上の差異がごく少ない事、模型としての基本的な構造がメーカー毎に異なる点から選んだものです。(実車の方は145が101系からの改造、143は新製車という根本的な出自の違いがありますが)
数年前に中古を見つけていたGMのプラ車体モデル(恐らく完成品)のT車と先日紹介したジャンクの玉手箱でしなのマイクロ製の金属車体のM車。

 機種自体が当時のNではマイナーな部類であるにも拘らずリリース時期の違いで3つもバリエーションが出てくるとは正直思いませんでした(笑)
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 先ず車体の造形
 ディテーリングですが金属車体一発成型のしなの製はこの比較では分が悪い。
 エッチングの浮きだしに頼らざるを得ない分細部ではどうしてもシャープさに欠けます。
 GMの方は当時としてはかなり頑張った部類と思いますが最新の鉄コレのそれに比べると繊細さに欠けます。
 とはいえ、KATOのクモニなどに比べてサッシ周りの細密度で鉄コレに肉薄するところもあります。
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 一番の差はGMは塗装の黄色い部分を別パーツで表現している所です。これは当時KATOやTOMIXの直流電機でよく見た技法ですがGMの場合パーツの合いの関係からか段差がかなり目立ち損をしている所です。
 一方で鉄コレ仕様の方はクモニで気になったプラスチッキーなところがかなり緩和されています。
 濃い色のボディである点がここでは有利に働いている気がします。

 しなののクモヤはこの中では一番あっさりめの造形ですが、それもサッシ部分に銀を刺すだけでかなり印象は改善しそうな感触を持ちました。

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 とはいえ、離れてみる分には全体の印象についてはそれほど大きな差を感じないのも確かです。
 しなのの方はブラスモデルならではの強度を伴った肉薄感のあるボディに好感を感じますしGMの方も鉄コレと並べて見ない限りは大きなハンデがありません。
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 このクモヤの場合、回送編成では他の車両を挟んで先頭と後尾についている事が多いので混成使用ではそれほど問題もないと思います。
 但しふたつが直接つながった2連では鉄コレとGMはともかくしなのとの組み合わせでは差を大きく感じやすいかもしれません。マヤなんかを1両間に挟んだ編成なら少しは緩和しそうですが。

 この組み合わせではしなのがM車なので少し気になるところです。
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 走行性についてはしなのと鉄コレとの比較になりますがスロー走行では鉄コレの圧勝です。
 最もこれは単純に製造時期の差もあるので一概に優劣をつけ難い所ではあります。

 クモヤは用途が特殊な電車でもあるので動力化せずとも側線のアクセサリとして十分機能すると思います。
 その意味ではそうそう目くじらを立てるような比較もあまり意味がないかもしれません。
光山鉄道管理局
 HPです。


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