太陽にほえろ!から「四色の電車」 太陽にほえろ!の625話「四色の電車」から

 今回はちょっと変わり種のネタで。
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 先日再放送を観ていた「太陽にほえろ!」の625話「四色の電車」というのをやっていました。
 東京と関西で発生した女性連続殺人事件。
 すべての現場に犯人が残した「濃い緑色のライター」が落ちていたというのが発端です。
 被害者そのものには殆ど共通点がなく難航する捜査の中、神田正輝扮するドック刑事が着眼した共通点。
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 それは「すべての現場から国電の電車が見える」という事でした。
 さらに捜査が進むにつれて現場から目撃できる編成が全て103系だったという共通点が浮上。

 次に事件が起こるのはどこか、狙われるのは誰なのか?そして犯人の狙いは?
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 というのが大体のストーリーです。
 これを見た方にはお分かりと思いますが当時の常磐線103系の混色編成が重要な複線になっています。

 あの当時としてもかなりマニアックな題材でよくこれが夜8時台のドラマで放送された物だと妙なところで感心しました。
 未見の方もおられると思うので落ちについては触れません(まあ、大体刑事ドラマにありがちな落ちではあるのですが)
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 さて、ここまで書いてお分かりの様にこの話では103系そのものがストーリーの上での伏線になっています。
 当時の103系にはドラマで取り上げられた通りの編成が実際に走っており、見様によってはあの頃でないとみられないという意味では興味深く、且つ楽しい物でした。
 (少なくとも私はそう思うのですが…)

 本放送の当時は私は趣味の中断中でしたし、そもそも103系自体持っていなかったのですがご承知の通りこの春の「ジャンクの玉手箱」のおかげで103系が大量増備されこれに近い物は再現できるようになりました。

 そんな訳で調子に乗って(笑)シーンの再現です。
 登場する103系が非ATC仕様に近い初期型の顔なのもKATOの103系しかない私のラインアップの上では好都合です(あっ、これもドラマの伏線だ)

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 余談ですがこの話で犯人役だった長谷川 諭(テロップでは論と誤植?)は昭和50年代の初め頃はNHK少年ドラマの常連だった子役で、個人的には「明日への追跡」の謎の転校生、竹下清二役が鮮烈な印象を残します。
 後には青春ドラマのレギュラー生徒役でほぼ正反対の性格のガラッパチ的な役もこなしていました。

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

2015年01月29日 12:52
こんにちわ

当方の住んでるエリアの地上波で
一番最初からのシリーズを再放送していますが

結構『鉄道ネタ』入っているんですよね

事件のキーポイントで
NSEのMHを“山さん”が調べたり

新宿駅で165が映ったりと…
光山市交通局
2015年01月29日 20:36
>南栗橋車両管理区荒川支所さん

 コメントありがとうございます。

 70年代~80年代の刑事物やアクションドラマは意外と鉄道ネタの宝庫みたいな印象がありますね。

 「太陽~」は無論ですが「西部警察」「七人の刑事」なども意外な描写や題材が多いですね。中でも東映のアクション物はかなりの確率で秩父鉄道を使ったアクション描写が見られるので重宝しています。
レサレサ
2015年01月30日 20:36
こんばんわ

鉄道ネタというと、ネコパブの江ノ電の本でこんなのが乗ってましたっけ。
(何だったかの刑事ドラマで)「誘拐犯から電話→なんか変な音が向こうから聞こえる→『これはポールが架線をする音です!』→『今どきポールを使っているのは江ノ電ぐらい、犯人はその近くから掛けているんだ!』」というネタがあったそうです。

・・・いつのドラマか分かりますよねw

鉄道はホントそういう豆知識の宝庫です。
光山市交通局
2015年01月30日 21:43
>レサレサさん

 江ノ電を題材にした刑事ドラマまであったと言うのが凄いですね。

 余談ですが光文社文庫から出ていた「有栖川有栖の鉄道ミステリライブラリ」に西岸良平の「江ノ電沿線殺人事件」と言うマンガが掲載されています。
 「三丁目の夕日」のあの絵柄で鉄道トリックの殺人事件ですから初読の当時は結構驚いた記憶があります(笑)
おいちゃん
2015年05月11日 16:52
こんにちは、
 このドラマをリアルタイムで見ましたが、内容があまりにも鉄道愛好家を見下したもので、現在、警視庁第1機動捜査隊勤務の友人(鉄道愛好家)が
日本テレビにクレームを入れたぐらいです。私も見ていて不愉快になった1人です。クレームを入れた友人は「刑事もののドラマは今も昔も多いけど、一番
現実に近いのは『特別機動捜査隊』で、取調べで「カツ丼」はありえない
、だから私は『特別機動捜査隊』のようなストーリー以外は認められない」とも言っています。私は「現役のデカ長さんらしいね」と思っています
。だから最近のドラマはほとんど見ません。
光山市交通局
2015年05月12日 00:05
>おいちゃんさん

 コメントありがとうございます。

 知り合いの方がクレームを入れたのは至極もっともな事ですがまだ氷山の一角と言った所でしょう。

 鉄道に限った話ではないですがあの当時のドラマの中で「マニア」と呼ばれる人種の描写は概ね本作で書かれたようなステレオタイプの物が多かったと思います。

 主役以外の若者がスポーツカーに乗れば大概は暴走族扱いでしたし、ミリタリー趣味は一括りに「おたく族」の一言で済まされていました。

 鉄道模型ファンの場合でも、30年前のNHKのある社会派ドラマとか某巨大ロボット物で有名な会社の製作したテレビアニメのある1話なんかでもっとひどい描写の物があったりします。
 バラエティなんかではドラマ以上にひどいのもあったりしますし。

 ですがその種の雑なイメージを変えてゆくための努力(と言うと大仰ですが)もっと言えばそれらの偏見をばねにして愛好家の底力を示し、そうした製作者たちを事実の上において慙死せしめる位の気概も必要な気もします。

 本作の場合上述の問題点も確かにありますが、今観返せば映像資料としての価値はもちろん、同時に「あの頃のテレビが鉄道愛好家をどういう目で見ていたか」を知る上でひとつの示唆を与える点でも貴重ではないかと思います。