「偉大なる凡庸」の系譜・DD13
久しぶりの「偉大なる凡庸シリーズ」今回はDD13を取り上げたいと思います。
この趣味の中断前だった40年くらい前、当時の私の車両のラインナップは学生という身分もあってごく貧弱な物でした。
機関車などもEF65、ED75にナインスケールのCタイプディーゼルがあるくらいだったものです。
ところがその中にあって当時唯一「同一形式で2両在籍した」機関車がありました。
それがDD13です。
何のことはない、ほぼ同時期にKATOとTOMIXが相次いでリリースし、特に後者は当時としても安価なロコだったという理由が大きいのですが。
その2両のDD13も趣味の中断時期に親類の子に譲渡してしまい未だに後悔の種に(このフレーズ、多いですね汗)
運用上非常に手軽なロコでもあったので当然、趣味の再開時に近所のショップなどを探したのですが新車・中古を問わず見事な位に払底していました。
ちょうどこの時期がDD13リリースの谷間の時期だった事も大きかったようです。
マイクロがDD13の初期型をリリースしたのは確かその5年後くらいでしたか。
これまた需要が多かったのかあっという間になくなってしまい当時私が入線できたのはカラーリングこそ国鉄色ながら台車が別物の「2001」型でした。
(それもそのはずで新幹線用に標準軌に改軌した機種でしたから)
それでもあの頃の思いでのDD13がようやく入線できたのですからそれなりに感慨もありました。
この辺がきっかけとなったか中古ショップでもKATOのDD13(2灯式のライトが特徴的な後期型)を中心に出物が増え、急速に増備が増えました。
棚幡線みたいなミニカーブが標準径となっている線区ではDE10でもきちんと廻りきれない物も多いのですがそれより小さく小回りが利くDD13は楽々走ってくれます。
しかも実車の増備期間が蒸気時代と無煙化時代のはざまに当たっていたのでDE10以上に時代を選びません。
そんな訳でいつの間にか数機のDD13が活躍中です。
大半がKATO機で先日リニューアルした初期型も入線中です。
ただ、このDD13製造時期やメーカーによって信じられない位に大きさが異なるために同一機種でありながら「全員集合」がやりにくいという欠点があります。
その中でも変り種を選ぶなら
小田急デユニ1000.
なぜこれが出てくるかと言いますとこれは35年くらい前に乗工社が「DD13の動力を流用する」という前提でキットを出した小型電車だったからです。
当然これも足回りはKATOのDD13。金属ボディで車体が重いせいかベースのDD13よりスローが効くという意外な美点もあります。
こんな意外な書き方ができるのも模型ならでは…ではあります。
光山鉄道管理局
HPです。本日「車両紹介」機関車の部一部追加しました
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この趣味の中断前だった40年くらい前、当時の私の車両のラインナップは学生という身分もあってごく貧弱な物でした。
機関車などもEF65、ED75にナインスケールのCタイプディーゼルがあるくらいだったものです。
ところがその中にあって当時唯一「同一形式で2両在籍した」機関車がありました。
それがDD13です。
何のことはない、ほぼ同時期にKATOとTOMIXが相次いでリリースし、特に後者は当時としても安価なロコだったという理由が大きいのですが。
その2両のDD13も趣味の中断時期に親類の子に譲渡してしまい未だに後悔の種に(このフレーズ、多いですね汗)
運用上非常に手軽なロコでもあったので当然、趣味の再開時に近所のショップなどを探したのですが新車・中古を問わず見事な位に払底していました。
ちょうどこの時期がDD13リリースの谷間の時期だった事も大きかったようです。
マイクロがDD13の初期型をリリースしたのは確かその5年後くらいでしたか。
これまた需要が多かったのかあっという間になくなってしまい当時私が入線できたのはカラーリングこそ国鉄色ながら台車が別物の「2001」型でした。
(それもそのはずで新幹線用に標準軌に改軌した機種でしたから)
それでもあの頃の思いでのDD13がようやく入線できたのですからそれなりに感慨もありました。
この辺がきっかけとなったか中古ショップでもKATOのDD13(2灯式のライトが特徴的な後期型)を中心に出物が増え、急速に増備が増えました。
棚幡線みたいなミニカーブが標準径となっている線区ではDE10でもきちんと廻りきれない物も多いのですがそれより小さく小回りが利くDD13は楽々走ってくれます。
しかも実車の増備期間が蒸気時代と無煙化時代のはざまに当たっていたのでDE10以上に時代を選びません。
そんな訳でいつの間にか数機のDD13が活躍中です。
大半がKATO機で先日リニューアルした初期型も入線中です。
ただ、このDD13製造時期やメーカーによって信じられない位に大きさが異なるために同一機種でありながら「全員集合」がやりにくいという欠点があります。
その中でも変り種を選ぶなら
小田急デユニ1000.
なぜこれが出てくるかと言いますとこれは35年くらい前に乗工社が「DD13の動力を流用する」という前提でキットを出した小型電車だったからです。
当然これも足回りはKATOのDD13。金属ボディで車体が重いせいかベースのDD13よりスローが効くという意外な美点もあります。
こんな意外な書き方ができるのも模型ならでは…ではあります。
光山鉄道管理局
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この記事へのコメント
不景気で減給されたのと、父親が癌で入院(のち他界)というダブルパンチで鉄道模型どころではなくなったからでした。
所有していた200両近い車両は中古模型店に売却しました(ToT)
特に心残りなのはコツコツ集めた66両の蒸気機関車。
手放した車両達が「元気かな?」とか「捨てられたりしてないか?」とか気掛かりですが、何処の誰が持っているか解らないので全く消息不明です。
去年、やっと会社が持ち直したので鉄道模型趣味に復帰。
復帰後真っ先に買ったのはカトーのキハ20系と103系です。
何故ならNゲージで最初に買った気動車と電車だったから、何としても、もう一度欲しかったんです。
やっぱり最初の車両には思い入れがありますね。
まだまだ最盛期には及びませんが、現在の所有車両が35両まで回復しました。
長文、失礼しました。
最初に買ったモデルへの思入れを感じさせるお話ですね。
私も趣味の中断中にほとんどの車両を譲渡してしまいましたが最初に買ったキハユニ26だけは取っておきました。
40年以上前のモデルなのに今でもそこそこ走ってくれる辺りが凄いですが、これを含めたKATOのキハ20系や103系が基本的な外見を替えずに今でも買う事ができるという事には感動すら覚えますね。