金属ボディのNゲージ183系

 秋葉原とか、故郷とか、出先で中古モデルの掘り出し物を見つけるという事はよくあるのですが地元を回っているだけだと見つからない様なジャンルの物があるとつい手が出てしまいます。
 今回の出物を見つけたのは今月初めに研修会絡みで出かけた大宮ですが。
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 物はしなのマイクロから切り替わった直後のマイクロエースの183系。
 183系自体は後にKATO、現行マイクロ等から色々なバリエーションも含めてリリースされていますが金属車体のモデルは恐らくこれだけでしょう。

 80年代半ば頃の最初のリリースの時点でこのモデルの存在は知っていましたが、高価だったのと専門誌の紹介写真で見る限りプラ車体ほどにディテーリングが無い様な感じがしてそれほど関心が無かった物でした。
 これは私だけの印象ではなかった様でこれまであちこちの中古ショップを回っても実物を見た事がありませんでしたし、奥の出物も殆ど無かったと記憶しています。
 モデル自体が希少なのかもしれませんがむしろ登場時からユーザーの関心を引かなかったという方が正しい気がします。
 この「電気釜フェイス」の電車は同時期にKATOやTOMIXから形式違いとは言え485系や381系と言う形でプラ製品がリリースされていますし。
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 ですので今回購入したモデルが文字通り初見となるのですが、事前の印象は良い意味で裏切られました。
 金属車体の電車モデルの場合、これまで他の機種でも書いてきたように窓抜きのクリーンさや車体の肉の薄さ等から来る質感の良さが中心でディテーリングは二の次三の次となるのが普通です。
 この183系も例外ではないのですが先頭部の印象はあっさり目ながら非常にクリーンなものでした。
 同時期の学研の485系辺りよりは確実に高印象ですしディテーリングを別にすればTOMIXの381系といい勝負な気もします。
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 ヘッドライト周り、タイフォン、手すり等の造形は金属モデルゆえエッチングによる彫り込み表現ですが、そのあっさりした感じも意外と高印象でした。
 もしもですが、今私たちの体が150倍に巨大化して実物のクハ183を手に取って見てもKATOやTOMIXの様な彫りの深い物よりはこのマイクロのそれの印象の方が近いのではないかと言う気もします(笑)
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 特にライトを点灯させた状態は意外なほどのリアリティを感じました。
 モデル自体の印象把握が良好な証拠でしょう。
 これまでの悪印象の原因はおそらく専門誌などでの写真に先頭部のアップが無くディテール表現がわかりにくかった事と、先頭部のひげの部分の塗り分けが雑だった事が遠因のひとつだったのではないかと思います。
 その塗装ですが普通の国鉄特急塗装ながら色のトーンが他社のそれに比べてかなり抑えられておりこれも好印象に繋がっています。
 実際、昔も今も鉄道模型のカラーリングは実車よりどぎつい気がするのでこういうあっさり系を見るとホッとする時があります(笑)

 走行性ですがいつものマイクロの動力からフライホイールを抜いた物なので以前紹介の103系や営団5000系ほどスムーズではありません。
 (それでもまるで走らなかった185系のそれよりはましですが)1000CLの最大出力でもKATOの6割くらいのスピードでガラガラした感じは特急電車らしからぬ物です(爆)
 それでもこのモデルにはかなりの好印象を持ちました。

 余談ですがエンドウでもこの時期金属製のNゲージ485系を企画していた様ですがこれが実現していたらどういうモデルになっていたか興味が出て来ます。
光山鉄道管理局
 HPです。昨日「車両の紹介」更新しました


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