レイアウト用の背景写真を撮ってみる

 大分以前の話ですがレイアウトの背景に実景の写真を使う話を書いた事があります。

 その際に背景に適当な写真として
「空抜きの画が撮りやすい」「障害物が少ない」「横に広い構図が使いやすい」といった条件を挙げた事がありました。
パノラマ 1.jpg
 昨年の暮れにはその条件に合った山岳風景を撮影したのですがそのままでは都会風のレイアウトに今ひとつ合わない感じがしてそのままになった経緯がありました。

 ところで先日近所の橋の上からビル街等の町並みの風景を同じ要領で撮影して見ました。
 今回は昼景の他に夜景も試しています。
パノラマ 8.jpg
 橋の上からの風景は画面が川のラインに左右される欠点もありますが条件が揃えばそれなりに様になる背景が撮れそうです。

 街の規模までは選べませんが、そこそこ高層建造物があり、背後に山を背負ったパノラマ風景が撮れました。
 これならどうにか街並みのレイアウトの背景に使えそうです。

 ただ、場所によっては高圧線がかなり邪魔になるので修正は必須ですが。
パノラマ 6.jpg
夜景のパノラマもついでに撮ってみましたがこちらはレイアウト用というよりも車両写真の背景の方が向いている気がします。

 インクと手間が結構バカになりませんが今回は一度やって見ようかという気持ちになりました。
 以前に試した時は写真用の光沢紙を使いましたが、背景がてかってしまいあまり感心しませんでしたし、コスト面でもよくないので今回は普通のクラフト紙を使う方向です。
 又、プリンタの性能の問題と専用ソフトがない点も考えるとどうしてもA4縦を貼り合わせる形にならざるを得ません。

 この間駅での運転会の折に、事務所にPOP印刷用にA3サイズのプリンタが鎮座しているのを見て心底羨ましくなりました。
 まさか背景を印刷するだけの為にこれほどの大きさの機会は買えませんし(爆)

 その成果についてはいずれ触れる積りです。


光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

2015年03月05日 12:53
こんにちわです。

レイアウトの背景写真。普通の光沢紙よりもマット系のテカラないものが良いでしょうね。絵心のある達人は書いていらっしゃる方も居られますが、私は無理ですし(笑)写真に頼りたいですね(^-^;
印刷の問題もありますね。A4をつなぐ、最大でもA3をつなぐ手ぐらいしか無さそうですね。
でもバックのパノラマ写真といっても、その作ったレイアウトとの整合性もありますし、無料で入手出来るフリーデータで合うものも難しそうです。自分で合う好みの写真を撮らなければなりませんかね(;^ω^)
2015年03月05日 19:42
はじめまして。

自分も、お粗末ながら。地方私鉄風のレイアウトを、所持しておりまして。レイアウトの背景画に、頭を痛めております。風景写真を、プリントアウトする技術も知識も機器もないです。

空の壁紙(クロス)でも、いいかな?と思いましたが。なかなか、気に入ったものもなく。困っております。すると、絵を描くしかないですかねえ。
2015年03月05日 20:12
お久しぶりにこちらでコメントさせていただきます。
ちょうど、私も背景について悩んでるところでして
まさにタイムリーな記事でした。
私は、水平線あたりを撮って
山や街がない空だけの背景がいいかなぁと思ってました。

また、印刷ですが自分で行わずWebでデータだけ送って
印刷してもらうサービスを使い、A0 or A1サイズくらいに
しようかと思っています。その場合、デジカメ画像では
印刷が粗くなってしまいそうですが。


光山市交通局
2015年03月06日 07:49
>がおう☆ さん

 背景とレイアウトの風景の整合性はレイアウトの設定が明確なほど頭の痛くなるところがありますね。

 私のレイアウトの場合「故郷や現住地、憧れの場所等のイメージごった煮に作り上げた架空の都市」を想定しているので建物類についてはそれらの場所の写真のコラージュを考えています。

 風景画は他の画以上に描くのが難しいと思います。

 静物画や人物画では使わない遠近法やパースを多用する事が多い上にレイアウトの場合見る角度がずれただけで絵が歪むという根本的な問題が。何より自分の画の下手さは学生時代からよく知っていますので(大汗)

 今回(以前も一度やっているのですが)写真を使ってみる理由のひとつがそれだったりします。
光山市
2015年03月06日 08:07
> hiro3さん

 コメントありがとうございます。

 ブログも拝見しましたが「目から鱗」のポイントがいくつもあって非常に参考になりました。これからもよろしくお願いします。

 仰る様に空と雲だけの背景はレイアウトで使う場合効果は大きいですね。特にあおりで列車を見る際に大きな効果があります。

 ただ、写真の場合は特に「雲が演技してくれない(笑)」という根本的な問題があるのでそこまで期待するとかなり自作はかなり気長な事になりますが。

 その意味ではコストはややかさみます(最近は900×600で5000円前後の様です。空だけ使うならHO用でも使えます)が市販品を試しに使ってみるのも良いかと思います。特に海外メーカーの物は角度を変えて観ても雲の見え方が非常に自然で意外に使えます。
 
光山市交通局
2015年03月06日 08:18
>kq2100さん

 コメントありがとうございます。

 仰る様に、空だけ・雲だけの背景というのがこの場合一番使い勝手が良い様に思います。

 今回私が失敗した事のひとつが「空が狭すぎる」点でもう少し上の余白を大きく取るべきだったと(山が大きすぎるとリアス式海岸の港みたいな見え方になります)

 余談ながら特撮映画・舞台芸術では島倉二千六氏という「日本一の雲描き職人」をはじめ優秀な人材が結構おられますが、そういう方々の背景画(実景以上に画になる空です)をどこかで製品化してもらえない物かとよく思います。