181系と583系のペアを運転する

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 新年度、かつ4月の花見時になり何となくすべてがリフレッシュしたような気分にさせる時節。
 こちらのレイアウト上でも久しぶりに長編成をゴーッつと走らせたい気分になります。
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 そんな訳で引っ張りだしたのがここしばらく運転していなかったKATOの181系10連とTOMIX583系の10連。
 何れもこの趣味を始めた頃(とは言っても40年くらい前になりますが)の憧れの編成だった奴です。

 尤もその時分はNゲージのラインナップは貧弱そのもので181系も583系もカタログ上で「発売予定品」で発売時期すらわからなかったという代物でした。ですから当時は憧れてはいてもそもそも「いつ発売されるのか」というレベルでしたが。
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 KATOの181系は当初クロハ181・モハ181.サロ181・モハシ180・クハ181というラインナップで予定されていました。ところが実際にリリースされた時(1977年頃)には肝心のクロハが出なかったのがストレスの種。クロハのリリースはその後15年近く経ってからでした。随分と気の長い話です。
 私がこれを入線させたのはさらに10年後、開店したての故郷の中古屋でしおじ編成の10連を入手してからです。これにはモロもサシもモハ180までラインナップされていましたから時代の流れを感じました。
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 一方の583系は学研を振り出しにTOMIX(香港製)、KATOの順でリリースがされましたがどれもこれも決め手に欠け、21世紀に入ってTOMIXのHG品の再リリースのタイミングでようやく買えたものです。
 ヘッドマーク周りの灯りが白色LEDになっていたのが当時は驚きのポイントだったりします。それ以前は電球色だったのでリアリティの点で少し損をしていましたから小さい点ながら嬉しかったものでした。

 何れもここ30年くらいのNゲージの歴史を象徴する様なモデルと思います。
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 初めてこれらの編成が入った頃には部屋いっぱいにお座敷線路を敷き回し豪快極まりない長編成運転を堪能したものです。その後運転会やらレンタルレイアウトなど長編成で走らせる機会は何度もありましたが、初めてのお座敷運転の時の感動には及びません。

 今回の運転では久しぶりの長編成を堪能すると同時にその折の思い出にも浸れる一瞬ではありました。
光山鉄道管理局
 HPです。思い出の書籍の項・入門書を一部追加しました


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