日本型Nゲージの50年と思い出から・EF64編

 昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
 先日しなのマイクロのモデルを購入したという事もあって今回はEF64です。

「(前略)いろいろある中で私は近く登場するELを作って見ました。EF64形式直流電機機関車です(中略)この記事が出てしばらくすると試作機が走りだすかもしれません」
 本書での16番モデル製作記事はこんな前置きから始まっています。
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 当時はバリバリの新型どころかまだ出てもいなかったEF64も50年が経過してみるとあるものは茶色の「旧塗装」がもてはやされ、ある物は公園の展示品となり、ある物は予備機よろしく側線で黄昏ている存在となりました。
 現在活躍の中心は側面のデザインの異なる1000番台でありここで取り上げる初期型もそろそろレトロの対象になりつつあります。
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 製作記事の作例は「当時まだ出ていない機関車のモデル」としては中々好い印象の出来です。
 前回ED75で違和感を感じていた前面窓のHゴムも塗りとはいえきちんと出ていました。
 初期型EF64を特徴づける大きなエアフィルター部分は市販の波板を2.5ミリ幅で72枚も切り出して貼り付ける表現法。私の様なめんどくさがりには気の遠くなる工程です。
 ですが当時はこの程度の事は学生でも普通にやっていた訳です。「なければ作る」というのは最近専門誌などで一種のスローガンになっている感がありますが当時は「ない物が多過ぎた」から勢い自作が中心になった訳で。
 それゆえに雑誌の方も「製作記」でなしに「作り方」として紹介していたのでしょうし、そうして出来上がったモデルはそれが何であれ製作者の宝物となったのだと思います。

 無いと言えばこの時点では実車も出ていないEF64用の台車などももちろんありませんから鉄道模型社(これまた懐かしい名前)のED71用台車を改造するように指定されています。
 これすらも「近いうちにカツミがEF70用の台車を分売するのでそれを使えばよりEF64らしくなります」と言う凄い事を書いています。
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 さて、NのEF64は私が趣味の再開時に真っ先に入線させたロコのひとつです。
 当然初期型でKATOのモデルです。
 今回の記念運転会で久しぶりに運転しましたがスムーズな走りっぷりは相変わらずです。この辺りからKATO、TOMIXともにNのモデルも機関車らしい重量感のある走りができるようになって来たようです。
 その意味ではNゲージの走りの進化を真っ先に実感させてくれたロコでもありました。
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 1000番台などは側面だけ見るとまるで別のロコですがこれはこれで朴訥な味があって好きですね。
光山鉄道管理局
 HPです。


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